2016.04.25
Webマガジンサイトの制作と更新~ニーズに応える「コンテンツ」配信~
今回は、ある美容メーカーさまのWebマガジンサイトの制作&更新についてお話致します。わたしはコピーライターとして、各記事の原稿制作などをさせていただいています。
目次
消費者の「知りたい」にアプローチする「コンテンツマーケティング」を導入
今回ご紹介するサイトは、コーポレートサイトとは別の情報サイト。「ブランド認知の向上」を目的とし、ユーザーに知ってもらう「きっかけづくり」をすることが目的となっています。
近年では、PCに加え、スマホやタブレット端末など、コミュニケーションツールが増加しています。消費者のメディア接触時間の増加と断片化が進み、スキマ時間にどんどん自分の欲しい情報を得ることができる環境となりました。そんななかで主流となりつつあるのが、「コンテンツマーケティング」というもの。これは、消費者にとって有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信する手法です。消費者の「こうしたい」「こんなことをしたい」「こんなことを知りたい」を叶えるコンテンツを配信し、効率よくターゲットを引き寄せるマーケティングです。
このマーケティングの考え方を取り入れたのが今回ご紹介するサイト。「コンテンツマーケティング」が注目され始める少し前にスタート、現在まで更新を続けてきました。ではさっそく、その制作&更新について少しご紹介させていただきます。
「健康的な美しさを求める女性」に響くコンテンツを毎月更新
原稿を担当させていただいているのは、毎月4コーナーです。
○ハーブに関する記事
○髪やヘアケアに関する豆知識の記事
○旬の食材を取り入れたレシピの記事
○健康的な美しさをサポートするための特集記事
こちらが上記のページを束ねるTOPページです。
テーマの決定~原稿の制作:意識しているのは「ユーザー目線で読みたい内容」
テーマ案を定期的にまとめてクライアントさまにお送りして、そのなかから選択していただくことになっています。テーマ案を考える時に意識しているのは「ユーザー目線で読みたい内容」という視点。
「知りたい」「見たい」「読みたい」と思ってもらえることが、このサイトの命です。
雑誌やインターネットでの情報収集はもちろんですが、社内で「最近気になること」をヒアリングすることも大切にしています。
また、ちょうどメインターゲットとわたしの年代が近いこともあり、実際に自分が「美容」や「健康」の分野で自分が気になっていること、気になってWeb検索を行ったことなどをそのままテーマ案としてご提案させていただくこともあります。
そしてもちろんSEO対策として、検索されそうなキーワードを文章中に埋め込んでおくこともWebライティングの重要な技術の1つです。
そうして決まったテーマについて調査を行い、原稿を制作。デザインしてもらったものがこちらです!
同じ内容でも、言いまわしを変えたり、タイトルの付け方などで印象をがらっと変えることができます。
例えば、アルニカと言うハーブに関して3つの情報を書きたい場合・・・
「ご存知ですか?アルニカの3つの豆知識」
「知ってる?アルニカには3つの新事実が隠されていた!!」
この2つは同じことを言ってはいますが、後者の方がやや柔らかく感じるかと思います。
今回ご紹介させていただいているWebページは「正しい知識を伝える」ページですので、いつもややかための文章を意識して書いています。
サイトを更新をさせていただく度に、さまざまな方面にアンテナをはっていくことが、ものづくりをする上でとても大切なのだなぁと改めて感じます。自分自身が毎日の生活の中でいろんなことに興味を持ち、追求していくことを忘れず、それをコピーライティングなどに活かしていきたいなと思っています。
JPCならWebマガジンサイト制作、インタビューから原稿作成までワンストップ
今回ご紹介したのは、女性をターゲットにしたサイトでしたが、さまざまなユーザーをターゲットとしたプロモーションのご相談を京都・大阪・東京などから広くいただいております。JPCのグラフィックチームにはコピーライターも所属しておりますので、インタビューや原稿作成はもちろん、キャッチコピー、ネーミング、映像シナリオの作成など、文章に関する様々な案件も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。今回の案件もコピー、グラフィック、Webと各セクションが緊密に連携し、Webサイトをただ作るだけでなく、その後の最適な運用までしっかりとご提案しております。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。