2016.01.13
【デザインの裏側】小冊子(ユーザーガイドブック)の原稿作成
今回は、某建材メーカー様からご依頼頂いたユーザーガイドブックの制作についてお話しします。
表現するのが難しい”熱い想い”をヒアリング
もともと使用されていたユーザーガイドブックのリニューアルで、内容を充実させて、スタイリッシュなデザインに刷新したいというご依頼でした。特にクライアント様がこだわっておられる”施主支給”というスタイルについては、「熱い想いがあるが、うまく文章で表現できない項目がある」とご相談いただき、ヒアリングを実施しました。
ヒアリングに伺う前に、事前にいただいた資料やWEBサイトなどに目を通し、クライアント様の取り組みについて把握しておきます。そしてヒアリング当日は、まずご担当者様に、ユーザーガイドブックでどのようなことを伝えたいのかを存分に語っていただきました。その後、一般ユーザー(ターゲット)が知りたいと思われる疑問・質問を投げかけ、それに対してもお答えいただきました。
ご担当者様の熱い想いを直接お聞きすることは、コピーライターにとってとても有意義な機会です。たとえ誌面には掲載しない内容であっても、ライティングの際にクライアント様の熱量のようなものが自ずと反映されるからです。
クライアントの想いとターゲットの知りたいことを融合
ヒアリングでお聞きした内容を、原稿に落とし込んでいく際には、従来の建築業界の流れと、クライアント様が取り組んでおられることの違いが、素人でもすんなり理解できるよう、構成と言葉選びに注力しました。
デザインも、クライアント様の商品のデザインコンセプトである「ミニマリズム」を踏襲した、シンプルで洗練されたユーザーガイドとなっています。
広告は、『見た目はいいが中身が伝わらないもの』や『内容は充実しているが、手にとってもらえない』ものでは全く意味をなさず、[コトバ]+[絵]の両輪がどちらもしっかりと機能していることが大事だと改めて感じました!この後、このクライアント様からは、商品撮影やカタログ制作、WEB制作に至るまで、様々なご依頼を頂戴しております。
JPCは、社内にコピーライター、グラフィックデザイナー、カメラマンなど、あらゆる分野のエキスパートが在籍しています。制作スタッフの数は約40名。それぞれが得意とするジャンルも多岐にわたるため、様々な商品やサービスのプロモーションに対応が可能です!
東京営業所もございますので、首都圏のお客様への制作対応もバッチリです。
これからもJPCをよろしくお願いいたします。