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文具のチラシのデザイン制作-イメージカット撮影にこだわる

近年、広告デザインにおいて、ビジュアルの優位性が一段と高まっています。その中でも特に重要視されているのが、イメージカットです。新製品の魅力をぐっと引き出し、一目で”欲しい”と思わせるようなビジュアルづくりが求められています。

このブログでは、新製品のチラシデザインの事例を通じて、イメージカットの撮影に対するこだわりと、その撮影カットを使用したデザインの制作についてご紹介いたします。

イメージカットもしっかりこだわった広告ビジュアルを作成したいとお考えのみなさまは、是非この記事を参考にしてみてください。

文具のチラシデザイン制作の概要

まずは、今回JPCで制作したご依頼内容についての概要をご紹介いたします。

ご依頼主-大阪のカッターメーカー様-

ご依頼いただきましたのは、大阪府大阪市に本社を構える企業様です。この企業様は、カッターやその他の刃物工具の製造・販売を手掛けているメーカーで、様々な用途に応じた多様な商品ラインナップをご提供されています。主力商品であるカッターナイフは、専門的な工業用途から、オフィスや家庭での日常的な使用まで、幅広いラインナップを取り揃えていらっしゃいます。

これまでも、さまざまな商品のチラシをはじめとする販促物の制作をご依頼いただいておりました。

ご依頼内容-新商品のチラシデザイン制作-

今回は、新商品のチラシの制作イメージカットの撮影をご依頼いただきました。
このチラシで紹介する新商品は、コンパクトサイズの小さなカッターナイフです。普段は、専門メーカーとして、本格的な道具としてのカッターを売りにしているメーカー様ですが、今回の商品は、日常の「ちょっと切りたい」というような場面に便利な商品です。
女性にも気軽に手に取っていただくために、トレンドのくすみカラーを取り入れたカラー展開で、お好みやお部屋のスタイル・インテリアに合わせて選んでもらえるようにアピールしたいと考えておられました。消費者のお好みのイメージに馴染む“かわいくて手元に置いておきたいもの“として選んでもらうために、イメージカットの撮影は欠かせません。
イメージカットの撮影と合わせて、商品の説明がしっかり載ったA4サイズのチラシの制作をご依頼いただきました。

チラシのデザイン制作のポイントーイメージカット撮影と同時にー

撮影においては、チラシのメインビジュアルとなるイメージカットの撮影をはじめ、WEBに掲載する説明用画像の撮影もご依頼いただきました。今回は、イメージカットをしっかりと作り込んでいくためにも、チラシのデザインとイメージカットの撮影を同時進行で行うことにしました。
イメージカット撮影は、製品の魅力を視覚的に伝えるための重要な要素です。特に、新商品のチラシでは、消費者が商品を手に取りたくなるようなビジュアルが求められます。今回の撮影では、以下の点を重視しました。

  • 製品の特長を強調:小さくて可愛らしいカッターナイフのサイズ感を伝えるため、机の上に置かれたシーンを撮影しました。
  • カラー展開の魅力:くすみカラーのバリエーションを一目でわかるように、複数の色を並べた写真を撮影しました。これにより、消費者が自分の好みに合った色を選びやすくなります。
  • 日常使用シーンの再現:家庭やオフィスでの使用シーンをリアルに再現し、消費者が実際の使用シーンをイメージしやすくする工夫をしました。

これらの写真を活用することで、チラシだけでなく、WEBやSNSでのプロモーションにも応用できるコンテンツを提供することができます。

次の章では、実際の流れに沿ってその制作過程を、ご説明します。

文具のチラシのデザイン制作の流れ

イメージカットの撮影とチラシのデザイン制作を進めるにあたって、その流れを今回の事例に沿ってご紹介いたします。

イメージカットの撮影ラフの作成

撮影を始める前に、お客様と撮影のイメージを固めるために、撮影ラフを作成しました。
カッターナイフと言うと無骨で男性的なイメージがありますが、今回の商品は、日常生活の「ちょっと切りたい」がコンセプトの商品です。生活の中で溶け込む、トレンドのくすみカラーを取り入れたカラー展開や、ちいさいサイズ感・丸いフォルムなどが特徴で、女性をターゲットとした商品づくりをされています。
ターゲットは女性なので、今回は、ナチュラルで明るい雰囲気かつ生活感を感じる絵作りを意識しました。
ご提案したラフイメージはこちらです。

イメージカットの撮影

お客様とイメージのすり合わせが完了したら、撮影の準備へと進みます。
ラフでイメージしていたそれぞれの色のカッターのイメージカットを実際に撮るために、撮影小物の準備をいたしました。
今回の撮影小物は、身近なアイテムを演出する意図として、文房具をメインに使用しました。

  • 白色のカッター:白い花や柔らかな木目の背景を用い、清潔感とシンプルさを強調しました。
  • ピンク色のカッター:ピンクのリボンや花びらを添えて、フェミニンで優しい印象を演出しました。
  • オレンジ色のカッター:ドライオレンジと暖かみのある色調を組み合わせ、元気で明るい雰囲気を表現しました。
  • グレーのカッター:コーヒー豆やチョコレートを背景に、落ち着きと洗練さを強調しました。

実際に撮影したイメージカットはこちらです。

この画像はチラシではなく、主にWEBなどの媒体で使用しています。
この撮影は、当社の自社スタジオ「ワンストップスタジオ京都」で行いました。

イメージカットの撮影とチラシのデザインを同時に進行

今回のチラシは、イメージカットの写真がメインになるデザインなので、大部分をビジュアルに使用できるレイアウトにしました。そのため、撮影前に大まかなデザインの制作は済ませ、撮影当時は、撮影とデザインの調整を同時進行で行いました。

リアルタイムに仕上げることで、チラシのレイアウトに合わせて、小物の配置を細かく調整していくことができます。例えば、写真の上に製品ロゴが入るため、大きく小物がかぶらないようにするなど、デザインを入れたときにきれいに収まるように微調整しました。

最終的に、製品の使用イメージをチラシの方にも多く入れたいとのご要望がありレイアウトを少し変更して完成しました。使用シーンが画像でわかりやすくなり、生活の中で使いやすい雰囲気が伝わるデザインになったと思います。

イメージカットの撮影やデザイン制作でお選びいただける理由

当社がイメージカットの撮影やチラシなどのデザイン制作でお客様にご満足いただいている理由をご紹介いたします。

様々なデザインテイストに対応できる幅広いデザイナーが在籍

当社には、経験豊富な男性・女性デザイナーから、あたらしいテイストを柔軟に取り入れる若い世代まで、多数のデザイナーが在籍しております。お客様の商品のテイストやターゲットに合わせて、さまざまな角度から広告をご提案させていただくことができます。今回のように、撮影までデザイナーがディレクションしてイメージ通りの広告をおつくりいたします。

自社スタジオでの撮影でデザインとの連携もスムーズ

当社では、京都と東京に自社スタジオを構えております。白ホリのスタジオはもちろんのこと、京都では自然光を取り入れられるハウススタジオまで完備しておりますので、さまざまな撮影に対応。自社施設なので、撮影とデザインの連携もスムーズです。今回の事例のように、撮影とデザイン制作を連動しながら対応を進めることも可能です。

イメージカット撮影とチラシのデザイン制作についてのまとめ

JPCでのイメージカット撮影や、チラシのデザイン制作について、ご理解いただけましたでしょうか。
イメージカット撮影にもチラシデザインにもどちらにもこだわって進められたい場合、当社のようにワンストップでお任せいただけると制作がスムーズです。
身近な商品から、大きな工業製品まで、さまざまなアイテムのチラシやパンフレット・カタログなどの制作実績がございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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