2025.04.03
飲食業界のチラシ制作事例-シズル感を意識したデザイン

今回は、兵庫に本社を構える飲食チェーン経営企業様よりご依頼いただきました、ファミリーレストランで使用するチラシのデザイン制作についてご紹介します。
飲食店で使用される販促物は「美味しそう!」とお客様に思っていただくことが一番のゴールです。そのためには、“シズル感”のあるデザインが欠かせません。シズル感=ただ料理写真を使えばいいという話ではなく、紙面レイアウトや周囲のあしらい、全体のバランスなどで、広告のクオリティは格段に上がります。特にグルメ系の販促物はお客様の感覚に訴えるようなデザインが大切です。
この記事では、ファミリーレストランで使用するチラシのデザイン制作の事例をご紹介します。飲食系広告の実績のあるデザイン会社を探されている企業様の参考になれば幸いです。
目次
チラシのデザイン制作事例の概要
はじめに、今回の制作事例の概要をご紹介します。
ご依頼主 – 兵庫のレストランチェーン企業様 –
今回ご依頼いただいたのは、兵庫に本社を構えるレストランチェーンを経営されている企業様です。テーブルレストラン事業をメインに、全国北から南まで80以上の店舗を運営されています。JPCには、ファミリーレストランのチラシ制作のご依頼をきっかけに、のぼりなどの店舗ツールや系列の焼肉レストランのデザインもご依頼いただいています。
ご依頼内容 – ファミリーレストランのメニューチラシ –
今回は、クライアント様が経営されるファミリーレストランにて開催される「チーズonフェア」チラシのデザイン制作をご依頼いただきました。
初めてのご依頼ということもあり、コンペ形式でデザインをご検討いただき、JPCへお任せいただけることとなりました。
デザインのポイント – シズル感と高級感 –
これまでクライアント様が店舗で使用されていたチラシデザインは、POPでアメリカンなテイストだったのですが、今回のチラシには以下の2つの要素を反映してほしいというご要望をいただきました。
●より料理の美味しさが伝わる「シズル感の強いビジュアル」に変えたい
●カジュアルなファミリーレストランより高級感を感じる印象にしたい
JPCでは上記のご要望をデザインで表現するため、既存チラシのどの部分をリニューアルしていくべきかをピックアップし、商品をより美味しそうに見せる構成に変えていくことを意識しました。
シズル感をより訴求するためには、メインの商品を大きく見せるデザインがポイントになります。そのほかにも、商品画像の邪魔をしないようテキストを配置したり、フェア内容のイメージが伝わるデザインを施したりするなど、細部まで工夫いたしました。
レストラン用チラシのデザイン制作の流れ
チラシの制作過程について、実際の流れに沿ってご紹介します。まずはクライアント様のニーズを踏まえて、既存チラシからブラッシュアップしたチラシデザインをご提案いたしました。JPCでの制作が決定した後はデザインの調整を行い、納品後は継続してPOPやのぼりなどもご依頼いただきました。次節より、詳しくお伝えします。
チラシのデザイン提案
今回のチラシデザインは、初めにコンペ形式でお話をいただきました。
クライアント様からヒアリングしたご要望を元に、横型のチラシデザイン(両面)と縦型のチラシデザイン(表面のみ)を制作しました。

【表】
ニーズであった「シズル感の強いビジュアル」を表現するため、紙面の半分はメイン商品が主役のイメージエリアとしてデザインしました。さらに今回は「チーズonフェア」ということで、とろけるチーズのイメージでオリジナルのタイトルロゴを作成いたしました。
メインのハンバーグを大きく配置し、文字が被らないようにテキスト位置を調整。ほかの商品も余白を感じないようにバランスを見て配置し、湯気などのあしらいも足して、シズル感を高めました。背景にもチーズのイメージを挿入することで、シズル感を演出するとともに、紙面を見たときに一目でフェア内容がわかるようにしました。
全体の書体はチーズ感が伝わる丸みのあるゴシック体を使用しつつ、過度な袋文字を使用しないシンプルな加工と配置を行い、チープ感のないスッキリとした仕上がりを意識しました。
表面に関しては、初回のご提案ということで、バリエーション案として縦型のチラシ案も作成いたしました。
【裏】
裏面は、さつまいもと栗がメインの秋フェアデザートの内容ということで、秋らしさを感じる配色とあしらいを意識しました。水彩風に加工したさつまいもと栗の画像を大きく配置し、ホクホクとしたシズル感の印象を高め、商品の魅力を後押ししています。
さらに高級感を出すため、全体に秋らしさを感じられるエレガントなデザイン書体を使用しました。
チラシデザインのブラッシュアップ
既存のデザインからの思い切ったレイアウト変更に好評をいただくことができ、正式にJPCへご依頼いただけることとなりました。
横型チラシ案を採用いただき、仮で反映していた商品画像を差し替えたり、掲載商品の変更をしたりなど、細かな修正を行いました。基本的なデザインに大きな変更はなく、提案時のデザインのままスムーズに進みました。
フェア用チラシデザインの完成
何度か修正やり取りを経て、完成したチラシデザインがこちらです。

シズル感溢れるチラシデザインが完成し、クライアント様にも大変ご好評いただきました。
この秋チラシを気に入っていただけたことで、継続して「冬のごちそうフェア」のチラシデザインもJPCにてお任せいただきました。
冬のフェアのチラシデザインがこちらです。

「冬のごちそうフェア」のチラシデザインは、継続受注ということで、クライアント様のレストランらしさを固定化できるようなデザインを考えました。
冬らしい温かさが伝わるデザインにしながらも、秋チラシとのシリーズ感のあるレイアウトを意識しています。
商品名や価格のフォントサイズを同じにするなど、ベースの仕様を決めることで統一感のあるブランディングにつながります。
そのほか、今回ご依頼いただいたチラシデザインに続けて、のぼりや店内POPなど系列店の販促物制作もご依頼いただきました。クライアント様の集客のお手伝いができていることを嬉しく思います。
食品・飲料系販促物のデザインポイント3選
今回のような飲食にかかわる販促物をデザインする際に、意識したいデザインポイントをご紹介いたします。
シズル感あふれるビジュアルの活用
購入につながる大きなポイントは「美味しさを直感的に伝えること」です。そこで重要になってくる要素が、“シズル感”です。自然光や照明を駆使して商品を美味しそうに撮影することはもちろん、湯気や滴るソース、溢れる肉汁など、素材の質感や温かみ(冷たさ)を強調することで、消費者の「食べたい!」を引き出します。
デザインでは食欲をそそるシズル感のある写真を大胆にあしらい、テキストなども可能な限り写真に被らないよう配置するなど意識して制作します。
ブランドやターゲットに合わせたテキストデザイン
販促物の世界観を左右する要因の1つが“フォント”です。ターゲットにどのような印象を与えたいか、商品自体がどのようなブランドイメージを持っているのか。それぞれに合わせたフォントを使用することで、販促物全体の雰囲気が整います。また、フォントカラーも、テイストを大きく左右します。
例えば高級感を出したい場合は、太すぎないエレガントなフォントを使用し、黒や深紅、ゴールドなどの落ち着いた色合いを基調とすることで、品のある雰囲気を演出できます。視認性とのバランスを取りつつ、ブランド全体のテイストや訴求したい方向性に合わせて検討しています。
魅力を伝えるキャッチコピー
グルメに関わる販促物でのコピーは、ただ商品を紹介するのではなく、「体験」を想像させる言葉が効果的です。「ぐつぐつ熱々」「濃厚」「口の中でとろける」「ご褒美」など、シズル感や贅沢感、商品の魅力を引き立てるようなコピーを添えることで、消費者の興味を引くことができます。
そのほかにも「秋限定」や「特別メニュー」など、特別感や希少性を感じさせるフレーズを活用することも、商品を選んでいただく後押しとなります。
レストランのチラシデザイン制作のまとめ
今回は、ファミリーレストランで開催されるグルメフェアのチラシデザインの制作事例についてご紹介いたしました。
フェア内容に合わせて、高級感のあるシズル感あふれるチラシが完成いたしました。美味しそうな商品ビジュアルを大きく打ち出しながら、チーズ風のロゴや背景を作りこんだり、秋らしいあしらいをつけたりするなど、一目でフェア内容が伝わるようなチラシに仕上げました。秋のフェアチラシを気に入っていただけたことで、冬のフェアチラシもご依頼いただき、シリーズものとして期間限定フェアをPRできたと思います。
JPCではチラシはもちろん、関連したPOPやのぼりなど、店頭販促一式をワンストップでお任せいただけます。ぜひお気軽にご相談ください。
詳しくは、チラシ・リーフレットのページもご覧ください。
チラシ・リーフレット 詳細ページ
