2013.06.28
折込チラシについて
今回、第2回目ブログを担当させていただくのは、
グラフィックデザイナーのMAROです。
よろしくお願いします(^^)
MAROは、京都の子供服販売店さまの担当をさせていただいており
折込チラシやDM、POP等のデザイン制作をよく行うのですが、
今回はそのなかでも、折込チラシのお話をしたいと思います。
<行程>
折込チラシ制作行程は簡単に言うと
次のようになります。
ラフ制作→撮影→版下制作→版下校正→構成返却・訂正→出稿→
デジコンチェック→印刷→折込チラシ配布
それでは制作について具体的にお話ししていきます。
<ラフ制作>
クライアント様からいただいた原稿に基づいてラフを作成します。
ラフでは、タイトルやコピー、スペックと価格、
それに写真が入るスペースも決め、大体のデザインを決めておきます。
折込チラシは、新聞の間に何枚も挟まっているので、
目にとまるようなデザインを心掛けて制作しています。
特に価格が目立つようにMAROは意識しています。
<撮影>
ラフ制作で紙面のレイアウトが大体決まったら、
チラシに掲載する商品を撮影していきます。
撮影は、弊社スタジオ(J-Studio)で行います。
クライアントさまに立ち会っていただき、ご要望を聞きながら進めていきます。
■置き撮り
商品を大きな背景紙の上に並べ、真上から撮影します。
■トルソー撮り
正面もしくは少し斜めから撮影します。
紙面が単調にならないように、目立たせたい商品をトルソーで撮影します。
右下写真のように、人形に着せることもあります。
<版下制作>
フォトショップを使って、撮影した画像の明るさや色補正をし、その後画像を切り抜きます。
背景を合成することもあります。
それからイラストレーターでレイアウトを組みます。
背景紙の上で撮影 切り抜いて背景を合成 レイアウト
<版下校正>
レイアウトが完成したら、クライアント様にも校正をしていただき、
返却されてきた訂正原稿の指示にしたがって訂正をします。
<出稿>
校了後、版下データを出稿
<デジコンチェック>
デジコンがアップされてきたら色味や誤字等のチェックをします。
<印刷>
問題なければ印刷に入ります。
<折込チラシ配布>
印刷が終われば折込チラシは新聞とともに発送され、
ターゲットのエリアに配布されて1つの仕事が終了します。
折込チラシは効果が高く、即効性もある広告媒体です。
これからも収穫のあるチラシになるよう、
頑張っていきたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
MAROでした。