【デザインの裏側】80周年を飾る　周年ロゴのデザイン制作

今回は、周年ロゴの制作についてご紹介します。

クライアント様が、メイン商材であるナイロンテグスを世に出してから
80年になるとのことでそのロゴマークの制作をご依頼いただきました。

■はじめに：クライアント様について

クライアント様は、釣糸をはじめとするナイロンやポリエステル製品を
製造・開発するメーカー様です。

ご要望は下記の3点。

① 80周年のロゴマークをカタログ・広告・POP・ノベルティ・展示会などで使いたいとのことで、
縦型・横型の2タイプを提案。

②   イメージはノーマルなデザインとデコラティブ（装飾的な）なデザインを提案。

③   カラーリングは、ゴールド・レッド・ブルー（コーポレートカラー）のカラーを使用したデザイン。

これらの内容を反映してフリーにアイデア出しを欲しいとのご依頼でした。

＜制作1＞

デザイン要素としては「80th」「Anniversary」「Fishing Line」の3つです。

ご要望を加味して、6つのデザインをご提案いたしました。

ノーマルデザイン（上段3枚）は、

・80年の歴史を感じる少し太めのフォントをセレクトして重厚なデザインにしました。

デコラティブデザイン（下段3枚）は、

・力強さをイメージした太めのフォントにレッドカラーにしたポップなデザイン。

・セリフ体のフォントで高級感のイメージと波模様が合体したようなデザイン。

・80年繋がってきたイメージを∞無限マークで表現したデザイン。

ここからクライアント様に絞り込んでいただき、ブラッシュアップします。

＜制作2＞

今回はデコラティブな方から2案セレクトされました。

ブラッシュアップの内容としては、縦型のデザインで波をイメージした部分を「釣糸の加工方法」にまつわる4色のカラーで表現するとどうなるか見てみたいとのご要望があり、波の部分を分割したり要素の組み方も色々と試して制作しました。

これで2回目の提案をさせてもらいました。

検討していただいた結果、今回は高級感をイメージしたスッキリしたセリフ体のフォントと
ブルーウェーブをイメージしたロゴマークに決定しました。

クライアント様には、このブログでご紹介したロゴマーク制作の他にも、
カタログ制作やパッケージなどもご依頼いただいています。

各クライアント様の制作物を、グラフィックデザイナーが継続して担当させていただくことも多く、製品やクライアント様の想い、各業界の動きなども随時把握して制作を行っています。

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