2017.12.25
【デザインの裏側】企業スローガンのキービジュアルデザイン制作
こんにちは。ディレクターのTAKE です。
日々色々なお客様と仕事をしながら、いかに人の気持ちを動かせるか試行錯誤しておりますが、
今回は販売促進という目的とは別の、自社で掲げるスローガンを
社外内の方々に伝えるためのキービジュアルについて、
先日制作したポスターを例にお伝えしたいと思います。
まずは、コーポレートスローガンって何?と思われるかもしれないので、簡単にご説明します。
コーポレートスローガンとは
企業や組織・団体が顧客など社会に対して果たそうとする内容を
簡潔な文章・言葉で表現したものでそのスローガンを聞くだけで
企業名が思い浮かぶ、企業の顔になるものです。
有名な所だと「一瞬も、一生も美しく(資生堂)」や
「Drive Your Dreams(. トヨタ自動車)」などがあります。
スローガンの掲げるテーマを理解する
今回は、コーポレートスローガンを生み出すのではなく、
掲げられたスローガンを視覚化する事がメインテーマです。
コーポレートスローガンは端的でありながら、
社外だけでなく、社内も意識しているという側面を持っています。
ビジュアル化する上でそれらの持つ役割を理解する事が大切だと考えます。
それでは実際の実例をもとに説明していきます。
これは、自動車部品を扱うお客様の、2025 年に向けてのスローガンです。
明るい未来に向かって輝こう!といった思いを
自社製品の特長も盛り込み、端的に表現した言葉です。
このスローガンを視覚的に表現した、キービジュアルが毎年作られています。
言葉がシンプルなほど、色々なイメージが浮かぶと思いますが、
キービジュアルがその理念や目標をより具体的な物とします。
より具体的なイメージを共有する
掲げられたスローガンが、社外に向けて共感を得られると共に、
社内では従業員の活力になる目標スローガンにならなければなりません。
そこで、言葉をシンボル化する事でその目的を視覚的に助けたいという思いから考えてみました。
未来に向かって様々な技術が混じりあって、新しい技術・製品を生み出すことを表現しました。
自社の事業・商品を想起させる表現
今回の場合は、自社での意識共有と社外へ向けての発信の2つの目的の為に、
事業内容や製品などをより具体的に結び付ける事が必要であると考え、さらに表現を追求しました。
スローガンを補足する内容などがある場合は、そのことも踏まえて考えます。
スローガンをより共感を得るものにするためには、ビジュアルによる世界観を作り出す事が必要だと考えます。
お客様の事業内容や製品を連想させる自動車のイメージと
未来や誕生を連想させる宇宙のイメージとを融合させてキービジュアルをデザインしました。
企業の理念などを包括したより広い意味を持たせた表現を
固有の製品やブランドを扱うセールスプロモーションよりも、
広い意味で包括するような表現が求められるのが、コーポレートスローガンのビジュアルです。
具体的な製品などがないので、表現の幅が広くポイントが絞りにくいのですが、
スローガンを引き立て、一体感のあるビジュアルを作ることで、
印象や記憶に残るものを作りたいと思います。
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今回のような、企業ロゴや商品広告などでも欠かせないキービジュアル作成。
印象的なキービジュアルを作ることによって、
そのイメージの伝わる力、広告効果が大きく飛躍します。
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