2024.05.23
アイコンデザイン制作事例-機能性をわかりやすく伝える
自社の製品やサービスは、その魅力をできるだけ多く消費者に伝えたいものですが
広告に情報を多く載せれば載せるほど逆に伝わりにくくなってしまうこと、ありますよね。
そんなときに活用したいのが「アイコン」です。
情報を直感的かつ分かりやすく伝えるのに最適で、特長がアイコン化されることで販促物自体のデザインもすっきり整います。
見る側にとっても「アイコン=ポイントとなる機能・成分・項目等」と認識しやすいので、
広告やパッケージを読み込んで必要な情報を探すストレスがなくなります。
登場回数の多い機能や成分などをアイコン化しておけば、様々な製品や販促物で使い回すこともできて便利です。
今回のブログでは、お客様が新製品企画の市場調査や通販バナー等で使用する
製品の機能性アイコンのデザイン制作事例をご紹介いたします。
小さなアイコン程度なら自社で簡単に作れそうと思われる企業様もいらっしゃるかもしれませんが、
デザイン会社に依頼するメリットをぜひご覧ください。
目次
アイコンデザイン制作事例概要
まず、今回のアイコンデザイン事例の概要をご紹介します。
アイコンデザイン制作のご依頼主企業様
今回は、イギリスに本社を置き、日本国内ではオーラルヘルスケア製品やOTC医薬品などを展開する東京都港区の医薬品メーカー企業様よりご依頼いただきました。
これまでも、特設サイト制作やプロモーション映像制作をご依頼いただいております。
アイコンデザイン制作 ご依頼概要
今回制作したのは、製品特長を伝えるアイコンデザインです。
クライアント様は新製品を企画するために、新製品のコンセプトボードを作成しそちらをもとに消費者調査を実施される予定でした。
調査の際、お見せする製品情報が箇条書きで文字ばかりではアンケート対象の消費者の方々に製品特長が伝わりづらいため、誰にでもわかりやすいよう特長をアイコン化することとなりました。
アイコンは新製品の市場調査のほか、通販サイトのバナーなどにも長期的に使用される予定で、製品ターゲットは主に高齢層であるため、視認性が高く機能性が伝わりやすいシンプルなデザインがポイントとなりました。
アイコンデザイン制作のポイント
製品に溶け込むカラーテイスト
今回は製品紹介時やバナーデザインで使用される予定のアイコンだったため、
“製品に馴染むか”という点をポイントとして、デザインを作成するにあたりクライアント様の製品シリーズのデザインテイストと傾向を整理しました。
その傾向をもとに、機能を認識しやすくすることは大前提として、パッケージでもWEBサイトでも使えるような汎用性の高いアイコンを4パターンご提案しました。
アイコンデザインはデザイン範囲やサイズが限られているからこそ、カラーや形で差別化することがポイントです。
アイコンデザインで行き詰まったときは、使用されるシーンやその周りの販促物のテイストを整理・解釈することでデザインの方向性が定まります。
必要最低限の情報をわかりやすくデザイン
提案した4パターンの中から、今回はピンクと緑ベースの六角形のアイコンに決定しました。
デザインテイストが決まった後、合計7種類のアイコンを制作していきます。
ターゲットが認識しやすいよう文字は大きく配置し、医療関係の製品のため全体として清潔感のあるデザインを意識しました。
また、今回は製品の機能性アイコンということで、「独自マイクロ凝縮製法」「ナノ密着テクノロジー」など文字だけでは難しい印象を与える文字が多くありました。
そのためテキストの上に抽象的なマークをデザインすることで、一般消費者の方にも伝わりやすいアイコンとしました。
アイコンがあることで、複数の製品コンセプトボードを並べた場合でも、一目で同じ機能が分かりやすくなります。
使用頻度によってカラーでカテゴライズ
今回制作した7種類のアイコンには、基本的にすべての製品に共通するものと、製品ごとに異なるものがありました。
その”共通アイコン”と”製品別アイコン”を区別して認識いただけるよう色を変えてご提案したところ、そのカラー分けを採用いただきました。
完成したアイコンがこちらです。
完成デザインはイメージ通りだと気に入っていただき、
後日「3分洗浄」バージョンのアイコンも追加でご依頼いただきました。
JPCがアイコンデザインでお客様から選ばれる理由
弊社がアイコンデザインでお客様にお選びいただける理由をご紹介します。
使用シーンやターゲットに合わせたアイコンデザインをご提案
JPCではアイコンデザイン時に、使用されるシーンやターゲット目線でデザインをご提案いたします。
一般的にアイコンは製品やサービスの補足説明として作成されるため、
分かりやすさや視認性、活用される販促物との相性などを意識したデザインが大切です。
JPCはグラフィックデザイン・WEBデザインどちらも対応できるデザイナーが多く在籍しているため、
WEBサイト、紙面、パッケージなど使用される媒体を考慮したデザインが可能です。
使用目的に合わせた形態・サイズに対応
今回の事例のように、納品後にお客様の方で様々な媒体に使用いただく場合は、
.pngや.webpなどご希望に応じたファイル形式で納品させていただきます。
そのほかにも、カラー違いやサイズ違い、テキスト入れ替えなどにも対応可能です。
アイコンデザイン制作のまとめ
今回のブログでは、製品の機能性を可視化するアイコンデザイン制作をご紹介いたしました。
JPCはポスターやチラシなどのグラフィックデザイン、WEBサイト制作、映像制作などのご依頼が多いのですが、今回のようなアイコン等のデザイン制作も承っております。
社外販促物だけでなく、社内用パワーポイントのスライドデザインや
社内プレゼン用の資料デザインなどもご依頼いただいておりますので、
“今までは自社で賄っていたけど、やはりプロのデザイナーの力を借りたい”というようなご依頼もお気軽にJPCへご相談ください。