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キャラクターの作成

こんにちは!
デザイナーのナオです。

さて突然ですがJPCでは、紙のカタログからWebまで、様々な媒体で使用する「イラスト」を描かせていただいています。
商品やサービスの説明は、文字だけでなくイラストがあることで、親しみやすくなったり、説明したい内容もぐっと分かりやすくなりますよね!
それに「見てみようかな?」という興味をひくきっかけにもなる気がします。

これまで私も、いろいろとイラストを描かせていただいていますが、オーソドックスなパンフレットやカタログの挿絵カット以外にも、キャラクターの作成のご依頼をいただくことがあります。
今回は、介護系メーカー様の新商品の販促ツール制作時に行ったキャラクター作成についてお話しいたします。

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では、ここからはキャラクターが生まれるまでを順々に見ていきましょう!

その① モチーフを決める
ユーザーに近い目線のキャラクターにしたり、動物にしたり・・・
案件によって様々ですが、今回は「人」のキャラクターをつくることにしました。
「その②」で紹介する世界観・ストーリーを実現させるために人にしています。

また今回大きなポイントとなっているのは、
●見やすく
●やさしく親しみやすいかんじ
という2点。
介護の用品なので、少しでも気持ちを和ませられるように、かわいくわかりやすく、やさしく親しみやすい世界観を。
イラストだけでなく、展開するデザイン全部にこの世界観を反映して作成しています。

 

その② ストーリーをつくる
介護の現場では、おむつ内の環境が悪くなってトラブルをかかえる人が多いそうです。
それを解決するのが、今回ご依頼いただいたメーカー様が開発された新商品。

その良さを伝えるために、今回は「開発研究員のおじさん」と「助手のおねえさん」のキャラクターに登場してもらい、研究所仕立てにすることにしました。
そして、「おむつ内環改善委員会」という架空の委員会をつくりました。
この委員会、トラブルを
改善する商品を日々研究している委員会なのです!
この委員会
で日夜研究・開発している内容を、お客さんにわかりやすく説明していくという設定にしました。

下のイラストが原案です。

その③ 実際のデザインに落とし込む
実際のパッケージや什器等に落とし込んでみて、雰囲気等に違和感がないか確認します。
商品やユーザーとテイストをあわせることが大切です。

その④ バリエーションを増やす
以上のようにして作ったキャラクター原案をもとに、色々な角度や表情のカットを作成します。

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このようにして出来たキャラクターたちは、特設サイトの作成からはじまり、店頭什器へと展開。
下は、実際に薬局等で使用されている什器です。
什器1.png什器2.png

また、商品特性を紹介する小冊子も制作いたしました!


キャラクターは、企業のマスコットからイベントの販促物、商品、サービス、Web等々、一度作ってしまえば、活用できるシーンは様々です。
今回制作させていただいたキャラクターも、様々な場所で皆様のお役に立てるキャラクターになることを願っています。

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どんな価値のある商品も、伝わらなかったらもったいないし、意味が無いですよね。
色々なアプローチがあるけれど、私たちJPCはイラストやデザイン等の「表現」という手段でお手伝いをします!

今日はここまでです。
また次回お会いしましょう!

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