2023.11.16
新聞広告制作をデザイン&コピーで魅せる
新聞の読者が減り、出稿される広告費も以前と比べると減ったと言われる今、新聞広告は過去の媒体になってしまったのでしょうか。
一概にそう言い切ることはできません。新聞は、情報を強く求める読者が目にしている媒体で、読者をひきつけることができれば、広告で伝えたい商品やサービスをしっかりと確実に伝えることができる媒体です。
毎日新しい情報を届ける新聞は、その時の話題とリンクした内容を伝えるのに適した媒体で、「母の日」や「父の日」、「クリスマス」や「バレンタイン」など、特定の日に関連した企業メッセージを伝えることもできます。印象に残る広告は、新聞購読者という垣根を越えて、SNSでも話題になるなど、広く拡散され、企業のブランディングに貢献しています。
今回は、JPCで作成したメガネレンズの新聞広告事例をご紹介します。出稿時の掲載ページや話題とからめながら、どのように読者に届く企画を検討したかをお伝えします。
新聞広告の制作をご検討の方は、是非参考にしてみてください。
目次
全5段の新聞広告制作事例の概要
ご依頼いただいたクライアント様
今回の新聞広告制作は、東京の大手レンズメーカー様よりご依頼いただきました。
以前より、動画など様々な広告制作でお付き合いのある企業様です。
新聞広告で訴求する商品の特徴
今回の新聞広告でピックアップする商品は調光レンズです。
調光レンズとは、太陽光や紫外線によって色が変わるメガネのレンズで、屋外では色づき、室内ではほぼ無色になります。つまり、部屋の中では普通のメガネ。そのまま外に出るとレンズが色づきサングラスになります。さらに白内障を引き起こす要因の1つとされる紫外線をほぼカットするため、太陽のまぶしさによる眼の疲れをやわらげ、1本でおしゃれも目の健康への配慮も叶う商品です。
広告の掲載枠とターゲット
今回はプロ野球開幕を控えた時期ということもあり、新聞のスポーツ面に出稿されることになっており、ました。サイズは、全5段。新聞の下1/3の大きさを占める枠でしっかりした大きさで訴求できます。
スポーツ欄に掲載することから、スポーツ好きの男性をターゲットにしたいとのご依頼でした。
▼完成した広告はこちらです。
短い納期での制作となりましたが、以前こちらの商品のプロモーション映像などを作成させていただいていたこともあり商品特性を十分に理解した上で制作に着手できたため、スムーズに制作進行することができました。
新聞広告制作のポイント
先ほどもお伝えしたように、新聞広告では、どのような「広告企画」で伝えるかが新聞の効果を左右する大切なポイントになってきます。企画の検討は、おもにコピーライターが中心となって進めます。
話題や見せ方まで、コピーだけじゃない広告企画の検討
今回の新聞広告では、調光レンズのメガネの1本で2役こなすという特徴を、開幕を迎える野球の観戦とからめた利用シーンで訴求しました。野球を観戦する際、「現地での観戦」も「自宅での観戦」も快適にできるということを、1枚の絵で伝えられるよう工夫しました。
左右で屋内と屋外での使用シーンを表現し、中央に配置したメガネのレンズは左右でそれぞれに無色とカラーレンズにしています。そうすることで、1枚の中で1本2役をスッキリまとめて表現しました。
短納期での制作もイラストでクリア
今回は納期が短く新たな画像を撮影することは時間的に難しかったのですが、製品以外をイラストで表現することで、スピーディに制作することができました。
スタジアムの賑わいや臨場感は、イラストの方が表現しやすく、また、実写で入れた商品画像とのギャップもあり、商品を引き立たせて見せることができました。
完成した新聞広告のデザイン
修正のやり取りを何度か重ね、完成した新聞広告はこちらです。
実際に掲載された新聞はこちらです。
実際の新聞記事のところは、ぼかしを入れさせていただきましたが、野球の話題が並ぶ下にこの広告が来ることで、広告の中では「野球」というワードを一言も言っていないのに、しっかり野球観戦の時に家でもスタジアムでも活躍することを訴求できています。
お客様にも仕上がりにご満足いただき、その後、レイアウトを変更して別の媒体への展開などもご検討いただいきました。
JPCの新聞広告制作がお客様にご満足いただける理由
JPCの新聞広告は、なぜお客様にご満足いただくことができるのでしょうか。その理由をご紹介いたします。
広告の企画を担当するコピーライターが在籍
JPCには新聞広告、Webバナー広告、店頭POPなどの販促物の実績豊富なコピーライターが複数在籍しています。
新聞広告やWEB広告、通販広告やチラシなど各媒体に合わせたコピーワークが得意です。それぞれの媒体特性を見極めて、目的達成に向けた広告企画を検討し、レイアウトも作成、そして、キャッチコピーをご提案いたします。決まった枠の中でコピーだけを制作するのではなく、広告企画の骨組みとなる重要な部分を中心となって支えています。この広告企画を実現し、より良いものに仕上げていくのがデザイナー。密な連携をトリながら二人三脚でより良い広告をお届けしています。
イラストが描けるデザイナーが在籍
JPCでは、グラフィックデザイナー自身がイラストを描き、紙面を仕上げていきます。デザイナーもターゲットや広告の目的を考慮して、ゆるキャラ風、漫画風、劇画タッチなどなど様々な表現を駆使して最適なイラストの制作が可能です。イラストだけを外注するなどということもなく、デザインイメージに合わせてイラストを制作するため、制作時間の短縮にもつながります。新聞広告は時事性が必要なので、スピーディな対応が欠かせません。お急ぎの出稿予定の場合にも、まずはご相談ください。
新聞広告の制作事例のまとめ
いかがでしたか?JPCでの新聞広告制作について、ご理解いただけましたでしょうか?
JPCでは、企画力のあるコピーライターが一つ一つの広告に真摯に向き合い、読者に届く広告をしっかり検討しています。
今回の事例のような新聞広告の制作はもちろん、雑誌広告や電車の中吊り広告など、グラフィック広告はJPCにお任せください!それぞれの媒体特性に合わせて最適な広告企画を検討し、ご提案いたします。
また、紙媒体で使用したビジュアルのWeb広告や動画への展開も得意です。WEBや動画それぞれ専門のスタッフが社内に在籍しておりますので、同じトーンで広告をスピーディに展開していきます。
商品のプロモーションをご検討中のご担当者様は、是非一度JPCへご相談ください。