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パッケージデザインの制作事例-トレンドを意識したデザイン提案

店頭でさまざまな商品を検討するときに、目を引いたり、他社商品と比較したり、重要な役割を果たす商品のパッケージ
パッケージのデザインによってブランドの世界感イメージが作られ、商品の印象を大きく左右し、売り上げにも影響するなど、大変重要な役割を果たします。
また、パッケージデザインのイメージを軸に、什器やカタログなどのイメージも展開されています。

今回は、トレンドに敏感で美容意識の高い女性をターゲットにしたシリーズ商品のパッケージ制作についてご紹介します。
パッケージの制作をご検討のお客様は、是非このブログを読んで参考にしてみてください。

商品パッケージのデザイン制作-化粧品パッケージの概要

まずは、今回JPCで制作したパッケージデザインのご依頼内容について詳しくご紹介します。

ご依頼主 -京都の入浴剤/化粧品メーカー様

パッケージ制作をご依頼いただいたお客様は、京都に本社を置く、化粧品メーカー様です。
以前にも入浴剤など他商品のパッケージ制作を含めた様々な販促物をご依頼いただいているお客様です。

ご依頼内容 -入浴剤ブランドの新商品パッケージ制作-

今回制作するパッケージは、入浴剤・洗顔料・フェイスパック(モデリングマスク)の3商品が展開される新シリーズです。
お客様の方である程度ご希望のデザインイメージをお持ちだったため、そちらを丁寧にヒアリングし進めていきました。他の商品で何度か広告制作をご依頼いただきコミュニケーションをとらせていただく中で、お客様のお好みや商品パッケージに求めておられるものなどが掴めている状態でのデザイン制作でした。

デザイン制作時のポイント-トレンドと美容意識の高い女性にアピール-

今回の新商品に共通する特長は、次世代の美容成分として注目されている“バクチオール”が配合されていることがあげられます。商品ごとで見てみると、入浴剤にはシカ成分、洗顔料には酵素成分、モデリングマスクにはビタミンCが配合されており、トレンドと美容意識の高い女性をターゲットとした商品です。
パッケージ制作にあたってはこれらの特長を踏まえ、ユーザーに対して、より効果的にアピールできるデザインを目指しました。

完成した3つの商品パッケージのデザインはこちらです。

完成パッケージ0411.png

商品パッケージデザインの制作ポイント

商品パッケージを制作するにあたって、一番重要なのは視覚的なアピールです。
そのため、実店舗に置かれている競合他社の商品パッケージを参考にしながら、既存商品がどのように展開しているか、成分や効果がどのように表示されているかを分析し、差別化ポイントを検討していきます。
また、ターゲットがトレンドと美容意識の高い女性ということもあり、昨今の美容業界におけるデザインのトレンドも研究しながら作成しました

スキンケア系の化粧品パッケージにおけるトレンド

昨今のスキンケア系のパッケージにおけるトレンドは以下の通りです。

  • シンプルでミニマルなデザイン: 昨今はクリーンでシンプルなデザインが好まれる傾向があります。過度なデザインや情報を盛り込み過ぎることを避け、ミニマルなアプローチで商品の純粋さや効果を強調します。
  • エコフレンドリーな素材とデザイン: 持続可能性への関心が高まっているため、再生可能な素材やリサイクル可能なパッケージを採用されることが増えています。まだビジュアル面でも環境に優しいイメージのデザインが求められています。
  • カラーテラピーとパステルカラー: パッケージにパステルカラーを用いることで、心地よさやリラックス感を提供 する効果があります。商品の使用イメージを想起させる心地よい印象を与えるためにも重要なポイントです。
  • ジェンダーレスなブランディング: 従来のような「男性向け」「女性向け」といったターゲティングではなく、性別の枠を超えて製品を広い層に提供するために、ジェンダーレスなブランディングを採用する企業が増えています。また特にトレンド意識の高い人々からは、そういった企業やブランドが支持される傾向があります。

シリーズ物の化粧品パッケージデザインにおけるポイント

シリーズものの化粧品パッケージのデザイン制作を進めるにあたってのポイントを、今回の事例をもとにご紹介します。
今回は3商品のシリーズ展開ですので次の3点を意識しながらデザインを進めました。

  1. 一貫性を保つ:共通の色使いやフォント、ロゴの配置を設定するなど、視覚的な統一感保ち、一貫性を持たせることが重要です。これにより、同じブランドであることがすぐにわかり、顧客が商品を識別しやすくなります。
  2. 個別性を強調する:各商品が異なる機能や特長を持つ場合、それをわかりやすく視覚的に強調することが重要です。異なる製品のパッケージには、色の変化や商品に関連するアイコン、写真、グラフィックなどを取り入れ、個々の製品が異なる特性を表現するようにします。
  3. シリーズ全体のストーリーを伝える:シリーズ全体にわたる共通のストーリーをデザインに組み込むことが大切です。製品ラインが一つの物語を語るように、デザイン要素やイメージに一貫性を持たせ、それによってブランド全体のメッセージや価値観を強調します。

商品パッケージデザインの完成

ここまで述べたポイントを考慮して、まずは同じ商品のパッケージとして、3つの方向性のデザインをご提案いたしました。こちらがそのデザインです。

クライアント様に確認いただき、この中から1つの案の方向性に決まりました。
そこからさらにブラッシュアップして、入浴剤・洗顔料・フェイスパック(モデリングマスク)の3つ商品のパッケージデザインに展開していきました。

そうして完成したデザインは、こちらです。

それぞれ異なるビビッドなカラーを使用しつつも、タイポグラフィでシリーズの統一感を出しました。
トレンドも意識したミニマルでシンプルながらも、商品の特長が直感的に伝わるようわかりやすく訴求。デザインと情報のバランスを追求し、手に取りたくなるデザインに仕上がったかと思います。

JPCがパッケージデザイン制作でお客様に満足いただけている理由

ここからは、JPCがクライアント企業様にご満足いただけるパッケージデザインを制作できる理由を、今回のパッケージの事例をもとに、ご紹介していきます。

イメージカットの撮影ディレクションに対応

今回はパッケージデザインだけでなく、パンフレットやその他の販促物に使用するためのイメージカット撮影も弊社にお任せいただきました。
スタジオはスタイリッシュな浴槽や洗面台のあるハウススタジオを手配。撮影当日は担当デザイナーも撮影ディレクターとして現場に立ち会います。お客様とコミュニケーションをとりながら、デザイナーならではの視点で撮影カットを判断していきます。
今回は撮影スタッフもクライアント様含め長いお付き合いのあるチームでの進行だったので、とてもスムーズに進めることができました。

今回の場合は別のスタジオでの撮影でしたが、弊社スタジオ「one-stop studio」でも数多くの撮影実績がございます。東京と京都に自社スタジオがございますので、撮影に都合の良いスタジオをお選びいただけたらと思います。

パンフレット、展示会パネルへの展開も可能

撮影後はレタッチなどを経て、その後はパンフレットや展示会パネルも含めた様々な販促物を作成させていただきました。

パンフレット▼


展示会パネル▼

JPCにはかっこいい系のデザインを仕上げる男性から、おしゃれなデザインが得意な女性まで、さまざまなデザイナーが多数在籍しております。その商品のターゲットとなるお客様の好みをしっかり理解して、これまでの豊富な経験を活かしてパッケージをデザインいたします。
幅広いジャンルの制作に対応できますので、お気軽にご希望のテイストなどをお申し付けください。

商品パッケージのデザイン制作のまとめ

JPCでのパッケージデザイン制作について、ご理解いただけましたでしょうか。
JPCでは、パッケージの役割をしっかり理解しながら、ユーザー様、お客様にとって最適なデザインを追求しお届けしております。さまざまなテイストのご希望にお応えし、撮影までワンストップでスピーティーにお応えできるのがJPCの強みです。
さらに、パッケージのみならず、商品を陳列する什器や店頭のヘッダーなど、あらゆる販促物までまとめてご依頼いただけます。パッケージ制作・新商品のプロモーションについてご検討のお客様、まずはJPCまでお気軽にご相談ください。

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