お問い合わせフォームはこちら

Web商談も対応中

2025.02.20

ポスターデザインの制作事例 – 店頭用キービジュアルとアレンジレシピの撮影

今回は、東京の飲料メーカー様よりご依頼いただきました、新商品ドリンクのレシピ訴求ポスターの制作についてご紹介します。

食品系の販促物において、商品の味わいだけでなく「イメージをいかに消費者に伝えるか」は非常に重要です。とりわけドリンク類は、シズル感的なビジュアルや透明感、そしてブランドイメージが購買意欲に大きく作用します。実際に消費者がどのようなシーンで、どのような食事と一緒に商品を楽しむのか、イメージを膨らませられるようなイメージカットを使うことで、販促物の購買力がぐっと上がります。

本記事では、新商品飲料のポスターデザインについてご紹介します。新商品の魅力を最大限引き出すため、シズル感カットやアレンジレシピの撮影を行いましたので、食品系の販促物を検討されている企業様の参考になれば幸いです。

紅茶ドリンクポスターデザイン制作の概要

まず、今回のポスター制作の概要について、ご紹介いたします。

ご依頼主-東京の飲料メーカー様-

今回の案件は、東京都渋谷区に本社を構える飲料メーカー様からご依頼いただきました。
この企業様は、日本全国で愛されているお茶を主力商品として販売し、コーヒーや紅茶系ドリンクも展開されています。これまでも、コーヒー部門のブランドをはじめとするあらゆる販促物をご依頼いただき、店頭販促からWebサイト制作まで、多くのプロジェクトでお付き合いさせていただいております。

ご依頼内容-新商品紅茶ベースの店頭用ポスターとレシピ訴求ポスター-

今回ご依頼いただいた販促物は、新商品ドリンクの店頭用のキービジュアルポスターと、新商品を使ったレシピ訴求ポスターの2点です。
クライアント様はこれまでもコーヒー系ブランドから希釈タイプのコーヒーベースを発売されていたのですが、この度希釈用の紅茶飲料も新発売されることになりました。今までコーヒーベースを認知していた層に加えて、コーヒーは苦手だけれども紅茶なら飲めるという新規層へのアプローチを狙う商品です。

デザイン制作時のポイント-商品特徴を伝えるシーン撮影-

今回制作するポスター2種は、以下の特徴を消費者へ伝える役割がありました。

●牛乳などと割る希釈タイプであること
●割って飲む以外のアレンジもできること

いずれのポスターもコーヒーベースのシリーズ性を感じさせながら、紅茶特有の味わいと魅力を引き立てるためのデザインが大きなテーマとなりました。
デザインの大きなポイントとなるのが、ポスターのキービジュアルとして使用されるイメージカットです。弊社スタジオにてシーン撮影を行い、紅茶らしさを伝える背景色や小物の使用や、紅茶ベースとミルクが混ざり合うシズル感の表現など、細部にわたって調整を行いました。

紅茶ドリンクポスターのデザイン制作の流れ

この章では、ポスターのデザイン制作の流れについてご紹介します。
まず初めに各ポスターに使用する写真の撮影を行い、それぞれの撮影カットをレタッチした後最終のデザインへ進んでいきました。以下にそれぞれのプロセスについて、弊社スタジオでの撮影作業を踏まえながらご紹介します。

店頭用ポスターのキービジュアル撮影

まず、ポスターデザインの主役となるシーン撮影に取り掛かりました。撮影は弊社が保有しているONE STOP STUDIO KYOTOで行いました。

店頭用ポスターのキービジュアル撮影で重要視されたのは「シリーズ感を持たせること」かつ「紅茶の美味しさが伝わること」です。 既にコーヒーベースが発売されているため、全体のイメージはそちらに合わせる必要がありますが、今回は同じシリーズの紅茶であることを伝えなければいけません。
そのため構図はコーヒーベースと揃えつつ、ティーポットやスコーンを背景に、ミルクに紅茶ベースを注いでいるカットの撮影に臨みました。手の角度や構成、抜け感のある印象はそのままに、淡いピンクをベースにバラやティータイムを感じる小物を配置しました。

メインの注ぐシーンについて、以前コーヒーベースのビジュアルを弊社で撮影させていただいた際は、コーヒーとミルクがきれいに混ざり合い美味しそうに見えるまで試行錯誤しながら撮影しました。
今回の紅茶ベースも同様に何カットも撮影を繰り返し、一番きれいなシズル感あふれる瞬間を逃さないよう、スタッフ全員で息を合わせて撮影を行いました。

レシピ訴求ポスターのイメージカット撮影

今回の新商品ドリンクは、割って飲む以外にアレンジして楽しめることも魅力であり、その点を訴求するためのレシピ訴求ポスターも作成しました。レシピはフードコーディネーターの方に考えていただき、弊社では各工程の説明カットと完成イメージの撮影を担当しました。
こういったレシピ撮影では、撮影当日もフードコーディネーターが立ち合い撮影するケースもありますが、今回はデザイナーがディレクションと共にコーディネートも担当しました。

レシピの工程カットや完成カットは、時間が経つにつれて氷が溶けて薄まったり、食材が萎びたりするため、スピーディに撮影を進める必要があります。そのためテストカットでライティングやレイアウトなどを事前に細かく決め、本番の撮影に臨みました。

撮影カットのレタッチとポスターデザイン

撮影後は、どの商品であっても必ずレタッチ作業を行います。今回は特にドリンク自体の液色にこだわり、赤みを足して紅茶らしい透明感や鮮やかさを際立たせました。さらに背景色やライティングに合わせて商品の色味を補正し、細かな調整を行いながら1つのイメージ画像が完成します。

撮影画像の準備が整ったら、最終のポスターデザインを仕上げていきます。基本的レイアウトはコーヒーベースのデザインと揃えつつ、新商品のカラーや紅茶の持つ柔らかさ、華やかさをプラスするよう意識しました。

●店頭用ポスター
店頭用ポスターは淡いピンクを主役に、大人女性向け商品であることから華やかな印象に仕上げています。 下の帯部分もコーヒーベースより少し赤みを足して紅茶感やパッケージとの統一感を演出しました。

●レシピ訴求ポスター
レシピ訴求ポスターも同様に既存のコーヒーベースより柔らかな印象のカラーをセレクトしています。キーカラーは何案か提案させていただき、くすみ感のある大人な印象のピンクとグリーン系が採用となりました。コーヒーが秋冬らしい印象なのに対し、紅茶は春夏を連想させる爽やかな仕上がりとなりました。
メインとなる撮影カットはアレンジメニューを主役に立てつつも、商品を少し引きに入れる構図で一番良いトリミングを検証し配置しています。

ポスターデザインの完成

完成したポスターデザインがこちらです。

コーヒーよりも軽やかな印象の、華やかなデザインが完成しました。
シーン撮影やレシピ撮影は、商品単体の撮影よりも考えることが多く、撮影当日も時間との勝負で集中力が必要になりますが、ポスターの完成度をワンランク上げる効果があります。消費者が一目で「美味しそう」「買いたい」と思っていただけるようなシーンが撮影できたと思います。店頭用ポスターは完成後、関連してPOPなども一式で制作いたしました。

今回のように既存商品と同じシリーズであることアピールしつつ、新商品の特性を出したポスターの制作は、ブランド構築の上でも重要です。同じテイストで作ることで既視感による安心感信頼性が生まれエンドユーザーに長く親しんでもらえることに繋がります。

レシピ撮影のメリット・活用方法

今回のご依頼では、商品を使ったアレンジレシピの撮影を行いました。食品・飲料系商品の販促でレシピ撮影を行うことは、商品の魅力を視覚的に伝える以上のさまざまなメリットがあります。以下よりレシピ撮影の魅力をご紹介します。

購買客の幅を広げる

商品パッケージのみの撮影カットと、実際の料理や飲み物が入っているイメージカット。どちらを販促物に使用するかで魅力の伝わり方が変わります。
今回を例に挙げると、ドリンクやデザートのアレンジレシピをポスターへ使用したことで、商品パッケージだけの訴求では響かなかった層へのアプローチが叶います。紅茶はお気に入りの商品がすでにあるという方でも、具体的なレシピを見ることで「あのお菓子に使えるかも」「アイスにかけて味変も美味しそう」等イメージを膨らませてもらうことができ、より幅広い方々に刺さるポスターとなります。
同様に、食品・飲食系商品のアレンジレシピのイメージカットは、潜在層にあたる消費者へ新たな“気づき”を伝える有効な手段となります。

レシピカードを作れる

せっかくアレンジレシピのイメージカットを撮影するのであれば、完成までの作り方の手順も撮影することをおすすめします。実際に今回のご依頼でも、撮影時に工程カットを撮影しレシピカードをデザインいたしました。
レシピの手順を記したレシピカードを作成すれば、実際の売り場で配ったりディスプレイの一部に印刷したりなど、売り場での訴求力アップに活用できます。

Webサイトや縦型動画などに展開できる

食料品メーカー様は、自社サイトでレシピを公開されている企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
新商品販促物の制作時に、今回の案件のようにレシピ撮影を行えば、そのままWebサイトに使用でき効率的です。レシピの完成形も小物などで作りこんで撮影するため、サムネイル画像も販促物と統一して使用できます。
スチールと動画の同時撮影が必要にはなりますが、最近流行りの縦型動画として簡単レシピ動画の制作も可能です。一度の撮影で異なるメディアの販促物をまとめて制作でき、多角的に消費者へアプローチできるのもレシピ撮影のメリットです。

食料品系ポスターデザイン制作のまとめ

今回は、新商品ドリンクのポスターのデザイン制作についてご紹介いたしました。

新商品のブランドイメージに合わせ世界観を作りこんで撮影を行ったことで、商品の魅力をしっかりと伝えるポスターが完成いたしました。食料品系で一番伝えたい「美味しそう」な画を撮ることができ、イメージカットの重要性を改めて感じる案件となりました。

JPCは京都と東京に自社スタジオを保有し、カメラマンや撮影ディレクターも在籍しておりますので、販促物に伴う撮影もワンストップで対応いたします。食品・飲料系の撮影実績も多くございますので、同様にイメージカットなどを用いた新商品PRを考えておられる企業様はお気軽にお問い合わせください。

ポスター制作について詳しくは、下記のページもご覧ください。
ポスターのデザイン制作について

一覧へ戻る
TOP