2019.03.06
【デザインの裏側】事業内容を伝える展示会パネルのイラスト制作について
今回は東京に本社のある建設会社様からご依頼いただいた、
展示会パネル用のイラスト制作についてご紹介させていただきます。
海岸沿いや山間部での基礎工事に使用される重機や工法をわかりやすく伝えることをテーマにて制作いたしました。
1.ラフ
先方からの指示を元にラフを作成します。
今回は展示会ブースの壁面全体にイラストが使用されるので
横長の構図になります。
海から山の地形を描いてそこに対応する重機などを描き込んでいきます。
基礎工事ということで地中の中もわかりやすい様に描いていきます。
2.描き起こし
構図が決定してからはillustlaterで描き起こしていきます。
パスをとって色も同時につけていきます。
壁面に使用されるような大きなイラストであっても、illustlaterで描画すれば拡大してもきれいな線を保つことができます。
3.修正
一度先方にご確認いただき、ディテールを追加して精度を上げていきます。データ上は小さく見えますが、実際には大きなサイズで印刷されるため、細部にも気を抜かずに仕上げていきます。
<修正前>
<修正後> ↓ ↓
このような工程を経て、全体を一通り描き込んだ後に、色合いなどを最終調整します。
重機名や工法名を入れて完成です。
実際の展示会ではこのように使用されました。
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例えば展示会なら、パネルの制作に加え、当日お配りされるパンフレットや映像などもまとめてお任せいただけます。
社内で一括して制作するため、統一した世界観で、制作することが可能です。
展示会については、「展示会ブース」のページもご覧ください。京都、大阪、関西だけでなく、東京、都内、関東のお客さまも東京営業所がございますので、お気軽にご相談くださいませ。