2017.07.11
【デザインの裏側】 子供をターゲットにした展示会ブースデザイン
空間デザインを担当しているハセピョンです。
昨年東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2016」に出展されたブースのデザインの制作についてお話したいと思います。
【クライアント】
大手生活家電メーカーさまです。
【依頼内容】
環境にやさしい魔法瓶を子供たちに伝える
9コマ(81㎡)のスペースを使い、子供たちに魔法瓶の仕組みを紹介します。
その技術がエコにどう役立っているのかを理解してもらうためのブースを企画、デザインして欲しいとのご依頼でした。
【企画】
子供が楽しみながら学べるブース
手描きのオリジナルイラストや、親しみやすい動画を入り口付近に配置し、まずは子供たちの興味を引きつけます。
次にポットやボトルの大型模型を使って、魔法瓶の細かな仕組みを分かりやすく解説。
最後は魔法瓶が熱が逃げるのを防いでいることを、模型で実際に体験してもらいます。
子供たちに楽しみながら学んでもらうための仕掛けを詰め込んだブースを企画しました。
【デザイン】
心躍る”基地”をデザイン。導線を確保。
オリジナルキャラクターをブース壁面のいたるところに配置。キャラクターのイラスト制作も弊社クリエイティブスタッフが行います。
ストライプ柄のグラフィックデザインと組み合わせ、躍動感と親しみ易さを演出しました。
周りをしっかりと壁面で囲む建物のデザインはお客様にこちらの意図した導線を確実にたどってもらうためと、堅牢な基地のイメージを表現するためです。
【完成】
子供たちの反応をゲット
ほぼイメージパース通りに完成。
ポットやボトルの大型模型、体験のための模型とつくり込む部分も多くあり大変な作業となりましたが、展示会は無事成功。
予想を超える多くの子供たちが興味を示してブースに来場。楽しみながら魔法瓶のヒミツを学んでくれていたので苦労も吹き飛ぶ程でした。
ブース内部の様子
この展示会用に制作した隊員手帳風のパンフレット
今回のブース制作においても、コンセプト立案からデザインのキーとなるイラストレーション制作、ブースデザインはもちろん、動画コンテンツの制作、パンフレットの制作まで全て社内のクリエイティブスタッフで実現することができました。
JPCがこだわり続けているワンストッププロモーションならではの良さが出たのではないでしょうか。既にクライアントより次回のオファーも頂いております。今回の作品を超えるべく、闘志をみなぎらせております。
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詳しくは「展示会ブースデザイン」のページもぜひご覧ください。