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2023.12.14

展示会ブースのデザイン制作-ペット商材が集まる展示会

新商品やサービスのお披露目の場として多くの企業様が参加されている「展示会」。少し前まではコロナの影響もあり出展を見送っていた企業様も徐々に展示会案件をご依頼いただけることが増えてきました。

たくさんのブースが立ち並ぶ中でより多くの方に来客いただくにはブースデザインが大きなカギを握ります。展示会での魅力的なブースデザインは、来場者の目を引き付けブランドのイメージや独自性をアピールする重要な要素です。

本記事では、展示会でのブースデザインの制作例をもとに制作のポイントをご紹介いたします。展示会への出展を予定されているお客様、ブースデザインの制作会社をお探しのお客様は、是非このブログを読んで参考にしてみてください。

展示会ブースデザイン制作-ペット商材の展示会の概要

まずは、今回JPCで制作した展示会ブースデザインの御依頼内容についてご紹介します。

ご依頼主 – ペット・動物の医療事業を展開する企業様 -

今回展示会ブースデザインの制作をご依頼いただいたのは、動物医療事業における製品やサービスを幅広く展開されている、東京に本社を構える企業様です。ペットイベントに毎年ブースを出展されており、数年前からJPCに継続してご依頼いただいています。

ご依頼内容 - 日本最大級のペットイベントへの出展ブース制作

人とペットの豊かな暮らしを提案する、日本最大級のペットイベント「interpets」。ペットと一緒に楽しめるイベントとして、ペットフード、グッズ、IT家電など、600社以上のペット商材が集合する展示会です。
この展示会にて、来場者がお連れのペット(犬および猫)に無料でマイクロチップを装着するブースを出展されることとなり、そのブース制作をご依頼いただきました。
小間数は1小間で、2方向から見ていただける角地のブースを抑えられていました。

デザイン制作時のポイント-目を引くデザインで来客数アップへ-

今回のブースデザインは、毎年ご依頼いただいている継続案件です。

ご依頼いただいた当初は企業イメージを表現するため、清潔感や近未来感のあるデザインを目指していたのですが、ブース本来の目的である「マイクロチップを装着する」という点がしっかりとターゲットユーザーに伝わることが大切だと考え、毎年少しずつ改良を重ねています。

企業様のニーズを大切にしながら、どうすればブースへの来客数を増やせるかという視点を常に持ってデザインに取り組んでいます。

次章より、実際の流れに沿って、詳しい制作過程をご紹介いたします。

展示会ブースのデザイン制作の流れ

今回の事例の流れに沿って、展示会ブースのデザイン制作過程をご紹介いたします。
展示会ブースのデザイン制作では、来場者の目に留まり企業イメージや展示内容を瞬時に伝えることが重要です。また、紙媒体と異なり大きな空間で見せるデザインなので、お客様とのこまめなイメージ共有も大切です。

集客力を考慮したデザイン制作

一般的に展示会というとBtoB向けが多い印象ですが、今回の案件は一般ユーザーと企業が50:50程の割合で参加される展示会でした。
また、ブースで行うのは商品PRではなく、無料のマイクロチップ装着サービスで、いわば慈善事業です。令和4年から犬や猫のマイクロチップ装着が義務化されたこともあり、展示会に足を運んだ方でまだマイクロチップを装着されていない方をターゲットとするブースでした。
そのため、デザインとしては一般の方がパッと見て興味を引くことができるよう、犬や猫の画像を可愛らしくあしらったり「マイクロチップ装着会実施中」と大きく打ち出したりなど、わかりやすくキャッチーなデザインを意識しています。

白をベースにブルーの壁紙やカーペットを貼り分けることで、
コストを抑えながらも、スマートかつブランディングイメージに貢献するデザインを実現しました。

3Dパースの制作でイメージを共有

JPCがブースデザインを行うときは、平面デザインとは別で3Dパースに反映したデータも必ず作成するようにしています。
一般的なブースデザイン制作では平面デザインのみで進めることも多いかと思いますが、JPCではお客様が実際の会場での設置イメージが湧くように3Dパースを作成しています。
実際に組んだときに寸法の誤りがないことを確認するためにも大切なステップです。

展示会ブースデザインの完成-必要なツールや設備も手配-

JPCはブースデザインだけでなく、ブースに必要な台などの手配も行っています。
今回のブースでは中央に受付、上部には社名とタイトルを入れる為のパラペット、そして2つの施術台を両サイドに配置しました。1小間なので必要最低限の設備のみとなります。
毎年同じものだからと手を抜かず、マイクロチップを装着する作業台に敷くシートを変えて一番滑りにくいシートを模索するなど、デザイン以外の部分も気を配るようにしています。

こちらが完成したデザインとブースイメージです。

ほぼイメージパース通りに完成。1小間でありながらも、効果的なグラフィックデザインでクライアント様のご要望をかなえたブースとなりました。

またデザインが完成すれば終わりではなく、当日はデザイン担当が実際の展示会場に足を運び、来場者の動きや来客者の反応などを観察。よりよいブースの実現を目指して試行錯誤を重ねています。

JPCが展示会ブースデザイン制作で満足いただけている理由

JPCがクライアント企業様にご満足いただける展示会ブースデザインを制作できる理由を、今回の事例をもとに、ご紹介していきます。

展示会ブースを一括でプロデュース

JPCはパネル等のデザインだけでなく、ブースに必要な備品の手配も含めて一括でブース制作をお任せいただけます。ブース内に設置する台や椅子はもちろん、照明の数まで詳細に設定し図面を作成しています。そのため、ブース制作における広報担当者様の負担を減らすことはもちろん、詳細なお見積りが作成できることで無駄な費用を抑えることが可能です。

展示会に関連する動画やサイト制作もワンストップで対応

展示会ブースで動画を流したり、広告用にサイトを制作したりする企業様も多いのではないでしょうか。しかし展示会専門会社に展示会ブースを依頼した場合、別で動画制作会社やWEB制作会社とやりとりをする手間が発生したり、デザインデータを共有してもらえなかったりと、制作フローが複雑になってしまう可能性があります。
JPCは展示会ブースデザインだけでなく、ポスター、チラシ、動画制作、WEBサイト制作、広告運用等、展示会広報に関わる制作をワンストップでお任せいただけるため、スピーディーに様々な制作物を展開することができます。

展示会ブースのデザイン制作のまとめ

今回は展示会ブースデザインの一例をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

展示会ブースはポスターやチラシ等とはまた違ったデザインのスキルが必要です。
基本的なブースデザインは前提として、「効果的なデザインのブースにしたい」「企業イメージもアピールしたい」などのご要望をお考えの場合は、展示会ブースデザインの経験のある企業様に依頼することをおススメします。
ブースのイメージが固まっている企業様も、何を作ればいいか迷っているお客様も、ぜひお気軽にJPCへご相談ください。今回の事例のように、来客者に提供するサービスが明確に決まっている場合はもちろん、「出展の目的はあるが、具体的に何を提供するかは決まっていない」という場合でも企画から携わらせていただきます。JPCなら、あらゆるニーズに合わせたブースデザインをご提案させていただきます。

京都・大阪・神戸はもちろん、東京営業所もございますので、関東、首都圏のお客様も心よりお待ちしております。

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