2022.01.13
【デザインの裏側】展示会の企業ブースデザイン制作について
空間デザインを担当しているハセピョンです。
コロナ禍においてまだまだ予断を許さない状態が続いておりますが、
展示会は万全の感染対策をした上で、再び開催されるようになり、
また出展する会社様が増えてきているように感じます。
そんな中、ポートメッセなごや で開催された「メカトロテックジャパン2021」。
今回は、そこで制作したブースのデザインについてお話しいたします。
【クライアント】
物を切ったり削ったりする円板状のブレード(砥石)をメインに製造している
メーカーさまよりブース制作のご依頼をいただきました。
【依頼内容】
ご依頼の要点は、3つ。
・大きく分けて3種類(切る、削る、磨く)ある砥石を展示したい。
・着脱の仕組みが新しい砥石を、実際に試してみることができる台を設置したい。
・砥石で物を切ったり削ったりするデモンストレーション台の設置と、
それに伴う安全確保やメンテナンスがし易い。
機能的で、コーポレートカラーを使ったブースデザインをご希望されました。
コマ数は2コマでの制作です。
【デザイン】
そして完成したデザイン、こちら!
一番目立つ右の角に、アクリルフード付きのデモンストレーション台を設置。
その後方にはアクリルパーテーションを設置し、火花が後方に飛び散らないようにしました。
中央を通り道として解放し、左側には砥石の着脱を試すことができる台と、受付台を設置。
奥の壁面右側に3段の展示台、左側にはストックスペースを設けました。
色は白をベースに、コーポレートカラーの赤を壁紙やカーペットで貼り分けて使用。
社名を入れたパラペットは小間スペースの対角線に設置しました。
色とパラペットの角度で空間に動きを与えることで
シンプルながらも、来場者に印象深くなるようにデザインにしています。
【完成】
デザインのOKをいただいたら、会場で設置します。
ほぼイメージパース通りに完成。
使い勝手、安全対策にも問題なく
クライアント様のご要望をかなえたブースが出来上がりました。
■JPCはグラフィックのデザインだけでなく、空間デザインも、経験豊富なスタッフが在籍。
展示会のオリジナルブースの制作も承っております。
空間デザインとグラフィックデザインをワンストップで進めることで、
迅速に、お客様のニーズにマッチしたご提案をすることができます。
また、この度JPCでは、
イベント/店頭ディスプレイの通販サイト「たのしくディスプレイ強烈」を立ち上げました。
展示会でもお役立ていただけるバックパネルや展示台、テーブルクロスなど、
様々なディスプレイアイテムを強烈な価格でオーダーいただくことができます。
ニーズに合わせて、こちらも是非ご活用ください。