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2013.09.20

新商品発表会をトータルプロデュース

こんにちは、展示会デザイン担当のハセピョンの弟子の「かんちゃん」です。

はじめに
今回は私がハセピョンの指導のもと携わらせていただいた某大手メーカー様の新商品発表会のお話をしたいと思います。ハセピョンなんて書いていると、師匠はとっても厳しい方なので怖いですが、この場だけ許可をいただきました。
かんちゃんの師匠ハセピョンのお仕事は、「展示会-2012年エコプロダクツ展にて」でも紹介されていますが、クライアント様からの信頼があって全面に仕事を任せてもらえている師匠をかんちゃんは尊敬しています。まだまだ一人前には程遠いかんちゃんですが、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

今回は、全国6か所で行われる、FC・販売店向けの新商品発表会のお手伝いをさせていただきました。
この新商品発表会というのは、FC・販売店様も大きな期待を持って参加されるそうで、今後の商品販売数に関係するモチベーションを高める上でも非常に重要なものだそうです。

だから、来ていただいた方にいかに分かりやすく、かつ期待感を上回る演出をすることがJPCに課せられた大きな第1のミッションでした。

そして、第2のミッションは、全国6か所で開催される発表会でいかに展示物等の運用がエコでコンパクトで簡単に行えるかということ。

前置きが長くなってしまいましたが、今回はこの2つのミッションをどうやってClearしたかというお話です。

<ミッション1:分かりやすく、期待感を上回る演出>


ここでは、JPCの制作体制含め制作までの流れも合わせて簡単にご紹介させていただきます。


プロジェクト会議
デザインというのは、ある目的を目指して、多くの情報を整理することだとかんちゃんは思っています。
その際にイラストが必要であればイラストレーターが、文章が必要であればコピーライターが、写真が必要であればカメラマンが撮影をするというように各分野のプロが総力をあげてクライアントさまの課題解決に向かいます。

IMG_3908.JPG

だからJPCでは、1つのプロジェクトがスタートするとき必ずそれぞれの分野のプロが集結して、「情報共有」「目標設定」「コンセプト設定」「制作物の検討」などを話し合い、プロジェクト成功までの航海図のようなものを描きます。


制作物の決定・各制作担当の制作会議

プロジェクト会議でできた航海図に従って各制作物担当のリーダーが集まり、それぞれのツールの役割の明確化と方向性を決定し、アートディレクターを選出します。
今回の新商品発表会での制作物は、映像、実際の製品は持ち込めないほど大きくて重いのでそのモック的役割をする什器、そして発表会での配布資料となりました。

tenjiji1.jpg

JPCでは、グラフィック・Web・動画・空間プロデュースなど幅広い制作のスタッフが揃っているので、ワンストップで今回のように全ての制作物のご依頼をいただくことがよくあります。「ワンストップ」で制作が行える環境。かんちゃんにはハセピョン大師匠の他にもたくさんの師匠がいるのです。
そして、何を隠そうこの「ワンストップ」で制作を行える環境が今回のミッション1をClearする鍵でもあります。


制作開始:ミッション1Clearへ

そして、スケジュールを作成し、制作のスタートです。

まずは、アートディレクターとハセピョン・(かんちゃん)、コピーライターが全体の制作物の骨子を話し合います。
そしてその骨子に従い、アートディレクター監修の元、ハセピョン・(かんちゃん)が全体の会場のパースをおこしクライアント様に提出します。

このパースをおこす作業は非常に重要で、各制作物というのは配置する場所によって表現が大きく異なってきます。
展示会でブックホルダーにパンフレットを置いて自由に取って貰う場合は、ある程度自社ブース内とはいえ手に取って貰いやすいような点にも注意して制作しないといけません。

そして、クライアント様からパースのOKがでたら、ここからは、それぞれスケジュールにそって具体的な制作に入っていくわけです。


★★★ミッション1:Clear★★★

ここまで、とっても簡単にプロジェクト成功までの流れを書いてきましたが、JPCが「わかりやすく、期待感を上回る演出」が可能な理由、ついにでました!
どこかわかりましたか?
こたえは・・・
『アートディレクターとハセピョン・(かんちゃん)、コピーライターが全体の制作物の骨子を話し合う』の部分です。
今回は什器もあるので、ハセピョン・(かんちゃん)も加わっていますが、JPCではワンストッププロモーションを得意としています。
これは、ただなんでも作れる制作会社という意味ではなく、全ての制作物が2+3=5ではなく、2×3=15にも20にも化けるような相乗効果を発揮する制作ができる会社として存在し続けることを目指しています。
そしてその肝となるのが・・・・・

制作物全体の背骨と表現(デザイン)に一本筋を立てて、分かりやすくかつ統一感のある制作ができる環境(ワンストップで制作するための必要十分条件)として『伝えることのプロであるコピーライター+表現(デザイン)のプロであるアートディレクター』がセットになった制作体制を敷いていることです。


完成

制作スタートから間の撮影、クライアント様とのやりとりや修正作業等色々な作業を経てツールができあがりました。

tenjiji2.jpg

tenjiji3.jpg

ここで、少しJPCの撮影のことにも触れたいのですが、JPCでは費用面・時間面の効率化を目指し映像とスチールの同時撮影を行っておりますが、実はこれは効率面だけでなく、映像とスチールのビジュアルの統一も叶えるのです。なので、出来上がる物の質感というかが高いクオリティで統一されます。

tenjiji4.jpg

<ミッション2:エコでコンパクトで簡単な展示什器の運用>


このミッション2をClearするのはズバリ什器の素材と設計にかかっていました。
しかし、ハセピョン大師匠のチカラとJPC独自で築く幅広いサプライチェーンのおかげでミッションClearです。

まず、持ち運んで何度も組み立てられることかつエコを重視するということで、
強化ダンボール素材のエコな展示用什器を。
全面グラフィック出力することで、木製や金属製にも見劣りしない質感を表現できました。

tenjiji5.jpg

ミッション1と比べあまりにも淡泊になってしまいました。でもこれにつきます。


なんだか、文章のバランスが悪くなってしまいましたが、こうやってクライアント様のミッションはクリアできたとさ。
かんちゃんは今回何をしたのだ???というつっこみがでそうですが。。。
だって、ハセピョン大師匠の名前ばっかりで、かんちゃんの登場は(かんちゃん)だけでしたから。
かんちゃんは今急速成長中です。

それでは、粗末な文章でしたが最後まで読んでいいただきありがとうございました。
かんちゃんでした。

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