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2018.09.18

【デザインの裏側】イラストを用いた展示会用POPパネル制作

今回は大阪のスポーツ用品メーカー会社様からご依頼いただいた、
展示会パネル用のイラスト制作についてご紹介させていただきます。

学校の部活動などで使用される「学校指定ウィンドブレーカー」のための
展示会ということで、「いろんな部活の仲間達」をコンセプトに制作いたしました。

1.ラフ
コンセプトを基にラフを制作します。
多人数の構図になるため、分かりやすいように人物ごとに色分けして
構図を決めていきます。大きなテーマとして、
皆同じ方向に向かっていくような構図で「ひたむきさ」をイメージしました。

また、2枚1組で一枚は部活のユニフォーム、もう一枚はウィンドブレーカー
着用させることで二枚並べたときの構図の面白さも意識しました。
今回はラフから影付けまでiPadとApplePencilを使用しています。

1806_jpc_im_1.jpgのサムネイル画像

もう一枚のウィンドブレーカーVerは反転させたものを使用します。

1806_jpc_im_2.jpgのサムネイル画像

 2.線画

構図が決定してから線画作業に入っていきます。
展示会用のパネルということで大きなサイズにも耐えうるように

はっきりした線で丁寧に描いていきます。

1806_jpc_im_3.jpg

この時、見えない部分もしっかり描くことで、人物の移動など

後の修正にも対応できるようにしておきます。

1806_jpc_im_4.jpg

3.影付け
今回は着彩前に影を付けていきます。
大人数の構図は配色に迷うことが多いので先に影だけ決定しておきます。
立体感を意識しながら塗り進めていきます。
1806_jpc_im_5.jpg
二枚とも影付けまで終了しました。
1806_jpc_im_6.jpg
ここまでがiPadでの作業になります。

4.着彩
ここからはPhotoshopに移行して作業していきます。
パーツごとにレイヤーを分けて色を塗っていきます。

肌の色、髪の色などを微妙に変えて、それぞれの人物の個性を出していきます。
1806_jpc_im_7.jpg
学生向けということで、フレッシュで楽しげなイメージで色を塗っていきます。

もう一枚のウィンドブレーカーVerも塗り進めていきます。
こちらは実際の製品になるため、実物を見ながら細かい部分まで描きこんでいきます。

1806_jpc_im_8.jpg

このような工程を経て、全体を一通り描き込んだ後に、色合いなどを最終調整します。
最後にIllustratorで文字を入れて完成です。

1806_jpc_im_9.jpg

 部活動というテーマが分かりやすく、賑やかで楽しげな

パネルデザインになったかと思います。
また、今回初めて「iPad」から「パソコン(Photoshop)」という作業形態で

進めていきましたが、それぞれの強みを生かして

非常にスピーディに作業を進めることができました。

■JPCではデザインはもちろんのこと、それに付随するイラストや撮影など
様々なクリエイティブ表現も承っております。
グラフィックデザイナーや、映像ディレクター、コピーライター、プログラマー、
システムエンジニアなど専門的なスキルを持ったクリエイターが揃い、
ワンストップな広告製作を行うことが可能です。
京都、大阪、関西だけでなく、東京、都内、関東のお客様も

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