2020.08.03
【デザインの裏側】簡易3Dによる「海外展示会用パネル」の制作
今回は、簡易的な3D素材でレイアウトした「展示会用パネル」の制作についてご紹介します。
わたしはデザイナーとして、3D素材の制作とレイアウトを担当しました。
クライアント様について
クライアント様は、フィッシングラインメーカー様。
台湾の展示会で使用する11種類のソルト製品をレイアウトしたパネル制作のご依頼をいただきました。
制作1:クライアント様の要望
クライアント様より展示会が海外のため、撮影の時間が取れず簡易的に3Dにして商品をレイアウトして欲しいとのご依頼でした。
制作2:イラストレーターで3Dを制作
まず、当社で制作した商品のパッケージの展開図から、前面、上部、側面を展開図から別々に部分に分け、メトリックという投影法を使用しそれぞれの面を変形させます。
①垂直に縮小、②水平にシアー、③回転 をさせて立体的に見えるように箱を作ります。
制作3:フォトショップで合成
当社で制作した商品のラベルを合成してスプールを制作していきます。
① 今までに撮影したスプールの画像を使用します。
② ライン本体の見える幅を実際の商品に合わせ厚みを変えます。さらに画像を回転させスプールを立たせたように見せます。
③ ラベルの画像を変形させ最終のレイアウトのことも考えて合成していきます。
制作4:デザイン
商品の3D素材が11種全て揃ったところでメーカーのロゴ、キャッチコピーなどをレイアウトしていきます。
展示会なのでわかりやすくシンプルなレイアウトにまとめ、商品の正面画像のみでレイアウトするより目立たせることができたと思います。
このように、JPCなら3Dからデザインまで、すべてが自社内でワンストップ。
今回のクライアント様には、このブログでご紹介した展示会用パネルの他にも、
総合カタログの制作や雑誌広告・撮影などもご依頼いただいています。
各クライアント様の制作物をグラフィックデザイナーが継続して担当させていただくことも多く、
製品やクライアント様の想い、各業界の動きなども随時把握して制作を行っています。
撮影、コピー、グラフィックデザイン、Web、映像制作、3DCG、Web広告など、約40名のあらゆる分野の制作エキスパートが全力でサポートいたします。
大阪・神戸・京都といった関西圏はもちろん、首都圏の皆さまも東京オフィスがございますのでまずはお気軽にご相談ください。