2022.06.22
【デザインの裏側】空間をデザインする展示会ブースパネルの制作について
今回は、大阪府にある化学メーカー様からご依頼いただいた、
展示会ブースパネルおよびPOPのデザイン制作についてご紹介します。
■デザインのポイント
展示会などで使用するパネルの制作において気をつけなければいけないことは
空間に対するサイズ感、視認性、統一感を考慮することです。
パネルそのもののデザインが良くても、空間に馴染まないものでは違和感が出てしまい
展示ブースそのものにも影響してしまいます。
【サイズ感】
展示ブースの広さに対して、制作するパネル・POPのサイズは適正か、
どのくらいの高さに設置されるかを考慮してデザインを行います。
文字や画像のサイズについても空間に合った最適な大きさで制作できているかなど
空間としての見え方を意識して制作しています。
【視認性】
チラシやカタログの場合は手にとって近い距離で見ることができますが、
パネルや卓上ディスプレイは壁面・卓上に固定されているケースがほとんどです。
つまり、少し遠くからでも見える文字や画像のサイズでなければいけません。
また人の目線の高さ、空間の照明位置なども影響してきます。
【統一感】
展示ブースの設計イメージを参考に、床や壁の色、形状を見たうえで
その空間にフィットするデザインを行います。
空間の中で際立たせるのか、空間のイメージを損なわないように
シンプルで調和したデザインにするのか、ご要望に応じた構成と配色をご提案します。
展示ブースの設計イメージ
■パネル・商品説明POP
今回制作させていただいたのは、パネル2種と商品説明POP各種です。
商品説明POPの形状、アクリルスタンドもJPCからご提案させていただきました。
パネル・POP
展示ブース完成イメージ
■完成展示ブース
出来上がった展示ブースがこちら。
イメージしていた通り、空間に調和する仕上がりになってお客様にもご好評いただきました。
JPCでは、グラフィックデザインだけでなく、空間デザインも含めた展示会のオリジナルブースの制作も承っております。
また、自社サービス「たのしくディスプレイ強烈」では展示会・イベントなどでご活用いただけるディスプレイ商品を低価格でご提供しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
大阪、神戸はもちろん、東京及び首都圏のお客様にも東京営業所がございますので、
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