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2024.04.24

展示会ブースのデザイン制作事例-環境に配慮した設計

展示会への出展は、企業にとって大きなチャンスをもたらす貴重なビジネス戦略の一つです。展示会を通じて新しい顧客を獲得し、業界内でのブランド認知度を高める絶好の機会となります。

その中で、ブースのデザインは非常に大きな役割を果たします。魅力的で機能的なブースは、訪れる人々の目を引くだけでなく、企業のブランドイメージを向上させるための重要な要素となります。展示会のブースが企業の顔として機能し、訪れた人々に強い印象を残すことで、商談のチャンスを増やすことが期待されます。展示会のブースデザインは、ビジネスの成長を促進する大きな力となるのです。

今回は、建設会社様からのご依頼で手掛けた展示会ブースのデザイン制作事例についてご紹介します。

これから展示会への出展を考えている企業様にとって、この記事が参考になれば幸いです。

 展示会ブースデザイン制作事例 -建築会社様のブース事例の概要

まず、今回の展示会ブースデザインの事例の概要をご紹介します。

ご依頼主 – 滋賀の総合建設会社様-

今回は、滋賀県高島市に本社を置く、総合建設会社様よりご依頼いただきました。これまでも、さまざまな事業紹介のパンフレットや、WEB広告など幅広くご依頼いただいている企業様です。

ご依頼内容 -「グリーンファクトリーEXPO」のブースデザイン-

今回は、愛知県の展示会場「ポートメッセ名古屋」で開催される「グリーンファクトリーEXPO」への出展のためのブース設計、デザイン、施工のご依頼をいただきました。
この展示会は、環境技術持続可能な製造プロセスに焦点を当てたイベントであり、企業の持続可能性をサポートする建設技術をアピールすることができる絶好の機会です。

ブースデザイン制作時のポイント-環境に配慮したブース設計-

「グリーンファクトリーEXPO」という展示会は、環境技術や持続可能な製造プロセスに焦点を当てたイベントです。そのため、出展するブースデザインは、単に目を引くだけでなく、環境に対する配慮も検討する必要がありました。

今回クライアントがPRする商品は「カナリス」という商品で、“環境負荷の少ない”工場の建築システムでした。そこで、ブース自体も環境に優しい素材を使用し、持続可能なデザインを目指しました。ブース全体が環境保護への取り組みを強調し、訪れた人々に強い印象を与えるよう心がけました。

展示会ブースデザイン制作の流れ

展示会ブースのデザイン制作は、コンセプトの設定を行ったうえで、壁面のデザインとレイアウトの設計を行います。流れに沿って詳しくご紹介いたします。

展示会ブースのデザインコンセプト

ブースのデザインは、「カナリスシステム」のロゴデザインに使用されているイエローを基調とし、全体的に明るくエネルギッシュな雰囲気を持たせました。これにより、訪れる人々にポジティブな印象を与えます。イエローは、注目を集めやすく、活気や希望を象徴する色です。

ブースの各パネルには、「カナリスシステム」の魅力や特長を強調するビジュアルとテキストを配置し、来場者が一目で理解できるように工夫しています。

展示会ブースの設計デザイン

今回の展示会ブースの設計は、壁面に印刷された内容がよく見えるオープンな空間を重視しました。そうすることで、訪れる人々が自然にブースに引き寄せられ、展示内容に関心を持ってもらえるよう配慮しました。また、実際の工場を模した柱と梁を配置することで、工場を彷彿とさせる空間をデザインし、製品へのイメージを深めていただけるように設計しています。

さらに、お客様のご要望に応じて、モニターを2つ設置しました。これにより、商品のプロモーションビデオを効果的に展示することが可能となります。特に一つのモニターは、モニターを見ながらその前で打ち合わせをすることもできるスペースを確保しました。これにより、訪問者とスムーズに商談を行える環境を整えました。

俯瞰で見たブース設計のデザインは、このような形です。

俯瞰で見ると、各スペースの配置や動線を考慮することができ、来場者がどのようにブース内を移動するかをイメージできます。
打ち合わせスペースや展示エリアの配置が効果的に配置しているため、訪問者が興味を持って長く滞在することが期待できます。 このように、効果的な壁面の展示とモニターを使ったデジタル展示を組み合わせることで、最大限のアピール効果を狙っています。

展示会ブースの完成 -環境配慮型素材の使用

展示会のテーマである「環境負荷の低減」を具現化するため、今回は「リボード®」という素材を採用しました。リボード®とは、リサイクル可能な紙材で作られており、SDGs(持続可能な開発目標)認証も取得しているエコロジーな素材です。この素材を選ぶことで、持続可能な開発への強いコミットメントを示すとともに、企業の環境に対する責任感をアピールすることができました。
リボード®の最大の特徴は、その環境への優しさだけでなく、デザイン面での柔軟性と施工の簡便さにあります。この素材は、工場で印刷からカットまで行われて、現場では組み立てるだけで高い完成度を実現できます。これにより、施工時間の短縮とコストの削減が可能となり、効率的なブース設営が実現しました。

ブースの完成イメージは、こちらです。


JPCが展示会のブース設計・デザインでお客様から選ばれる理由

JPCが展示会ブースの設計やデザインでお客様にお選びいただける理由をご紹介します。

展示会のブース設計をできる専任者が社内に

JPCは紙媒体やWEBのデザインのご依頼を多く承っておりますが、展示会のブースという立体空間を設計できる専任の担当者も社内に常駐しております。そのため、ブースの設計をスムーズに進行することができ、その後のデザインまで合わせてスピーディに対応することが可能なのです。
また、設計するにあたっては、必ず3Dパースを制作して検証していますので、デザインがブースに反映されたときに、どのように見えるかも合わせて確認することができ、完成後にイメージの相違を最小限に減らすことができます。

展示会ブースに伴うグラフィックデザインや動画制作もワンストップで

展示会では、ブースのグラフィックデザインによる訴求はもちろん、今回のようにモニターを設けて、映像を流してアピールすることも多くあるかと思います。JPCでは、そうした映像の制作においても、お任せいただくことができます。同じ社内で一貫して制作することで、デザイン面も同じクオリティで連動して制作することが可能です。どんなご要望にも柔軟に対応してまいりますので、是非ご相談ください。

展示会のブースデザイン制作のまとめ

JPCでの展示会ブースデザインについて、ご理解いただけましたでしょうか。
展示会は、ビジネスチャンスの宝庫です。私たちも、お客様の事業への理解を深め、大事なビジネスを後押しできるよう、しっかりサポートさせていただきます。展示会ブースの設計やデザインだけでなく、当日の設営まで、対応させていただきますので、安心してお任せください。
京都と東京に営業所がございますので、展示会への出展をご予定のお客様は、まずはお気軽にご相談ください。

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