2022.07.13
大型ディスプレイのデザイン制作事例-スポーツチームPRツール
「複数のプロモーションツールをつくる必要があるけど、それぞれ専門の別の制作会社に依頼した方がいいの?」とお悩みのご担当者様はおられませんか?
それぞれ専門の制作会社に依頼すると、各ツールに関しての知見は深いため、安心感があるかもしれません。しかし依頼する会社が増えると、その分、やり取りする相手が増え、ご担当者様は業務過多になってしまいがちです。また、プロモーションの方向性やクオリティ、理解度にバラつきが起こってしまうという恐れもあります。
JPCでは、複数の広告ツール一式をまとめてご依頼いただくことがよくあります。一式でお任せいただくことで、ご担当者様の負荷を軽減するだけでなく、デザイン面においてもプロモーション全体に統一感が生まれます。
お客様だけでなく社内にもブレないコンセプトを共有することにつながり、社内確認もスムーズになるため、多くのクライアント様からお喜びいただいています。
今回は、毎年制作を担当させていただいている社会人9人制バレーボールチームの応援ツール一式のデザイン制作事例をもとに、複数の広告制作の流れをご紹介しますので、複数ツールの依頼方法や依頼先にお悩みのご担当者様は、是非、参考にしてみてくださいね。
目次
大型ディスプレイのデザイン制作の概要
まずは、今回JPCで制作した大型ディスプレイのご依頼内容について詳しくご紹介します。
ご依頼主 –神戸のカーエレクトロニクスメーカー様 -
ご依頼いただいたのは、兵庫県に本社を構え自動車関連の機器やサービスを提供しておられる神戸のカーエレクトロニクスメーカー様です。企業でバレーボールチームを有しておられ、その応援ツール一式のデザイン制作を毎年JPCにご依頼いただいています。
ご依頼内容 - バレーボールチームのPRツール制作 -
ご依頼いただいたのは、バレーボールチームで年間を通して使用されるキービジュアルの制作および、大型ディスプレイをはじめ、リーフレット、ポスター、のぼり、チラシ、スローガンロゴ、施主紹介パネル、WEB バナー、動画など、応援ツール一式の制作です。また、制作に必要な撮影も弊社にお任せいただきました。
デザイン制作時のポイント-インパクトあるデザイン-
この年のチームスローガンは、「Burn it up(燃え尽きろ)」でした。
「燃え尽きるぐらい頑張ろう!」という思いや、「フェニックス(不死鳥)のように何度も蘇る」「日本一を奪還する」というが意志込められているということで、このスローガンに負けないインパクトのあるデザインをめざしました。
特にチーム名にも入っている「フェニックス」は大きなポイントになると考え、当初からジービジュアルに取り入れようと構想していました。
大型ディスプレイのデザイン制作の流れ
キービジュアルを全面に打ち出す大型ディスプレイはどのような流れで制作を進めていくのか、今回のバレーボールチームの制作事例をもとにご紹介いたします。
白ホリスタジオで選手の撮影
応援ツールは、大型ディスプレイをはじめ、リーフレット、ポスター、のぼり、チラシ、スローガンロゴ、施主紹介パネル、WEB バナー、動画など、幅広いアイテムを制作します。
1年間に渡って使用するツール一式で、それらの企画立案から撮影、デザイン、施工・運営までを一括して弊社にお任せいただきました。
はじめに、クライアント様からのヒアリングを元に、ビジュアルの方向性を決めていきます。毎年、新しいチームのスローガンと掲げられるので、スローガンに込められた想いをお聞きしたり、1年の間にチームで起こった出来事や成長などもお聞きしながらビジュアルのイメージを膨らませていきます。
撮影までにラフ段階でビジュアをご提案し、OK をいただければ撮影イメージ、カット数など、撮影スケジュールが把握できる香盤表を作成していきます。
撮影させていただく選手の数が多いため、限られた時間内で効率よく進めていくためにはスケジューリングが重要です。また、撮影したいイメージを選手の皆さんやカメラマン、その他の関係者にスムーズに理解していただくために、資料づくりにも気を配ります。
そして撮影日の当日。香盤表をもとに自社スタジオ「ONE STOP STUDIO KYOTO」で撮影を行います。
弊社のスタジオは、全面防音の為、映像と音を同時に収録出来る同録対応が可能です。スチール撮影のみでなく、Webに掲載する動画の撮影もあわせて行いました。
バレー部員の皆さまにいろいろなポーズをとっていただいたりしながら、終始とても和やかな楽しい雰囲気で、撮影は順調に進みました。何度も撮影させていただいているので、一部の選手の方々と撮影スタッフはすっかり顔なじみに。コミュニケーションもスムーズです。
慣れてこられると、クールな表情もかっこいいポーズもお手のものです。
大型ディスプレイのキービジュアルデザイン制作
撮影が終わると、あがってきた写真をもとにキービジュアルをつくり込んでいきます。今年のキービジュアルは以下のように仕上がりました。
こちらは横幅 3000mm × 縦幅 2100mm の大型ディスプレイです。
クライアント様の社屋内に 1 年間設置され、チームの象徴となるとても重要なパネルです。
いくつかのデザインを提案し、最終決定したのがこちらです。
今回は、「フェニックスのように何度も蘇り、必ず日本一を奪還する!」という決意をテーマにキービジュアルを制作しました。躍動感とインパクトあるビジュアルで、選手の皆さまの熱意を表現しました。
仕上がりをイメージしながら撮影に挑んだのですが、実際の写真を使ってみるとアスリートとしてのオーラが加わり、想像以上の仕上がりとなりました。デザインで施した光の演出がよくマッチしていると思います。
のぼりやパネルのデザイン制作
キービジュアルが確定すると、各ツールへの展開に着手します。ディスプレイのビジュアルを軸として、その他の様々なツールにもデザインを落とし込んでいきます。
チラシ▼
リーフレット▼
のぼり▼
選手紹介パネル▼
キービジュアルと合わせた赤や紫の色を使用し、すべての制作物の雰囲気を統一しました。
チラシは立ち姿のバリエーションを持たせつつも、全体として見た時にまとまりが出るようにレイアウトしました。
リーフレットやのぼりにはチーム名であるフェニックスの羽のようなあしらいをつけ、高く跳んでいるかのような躍動感のあるデザインとしています。
スポーツチームのその他の応援ツール
スポーツチームの応援ツールについて、ディスプレイ以外についてもご紹介します。キービジュアルを制作した制作会社が手掛けることで全体に統一感が生まれ、相乗効果を発揮します。
チラシで認知拡大
認知拡大を目指すなら、配布されることで一人歩きするチラシが有効です。表面ではかっこいいビジュアルでインパクトを与えて手に取らせ、裏面で詳細情報を伝えます。
QRコードを掲載しておくことでWebのさらに詳しい情報に誘導します。
リーフレットで選手紹介
リーフレットでは選手1人1人を紹介します。
チームに興味を持っている方や試合を見に来られた方に、コートネームなどのプロフィールを伝えることで、見た人に親しみを感じさせ、応援につなげます。
Webバナーでブランディング強化
チームの公式Webサイトに掲載されるWebバナーも新しいキービジュアルと統一しました。
ディスプレイやチラシを目にした人が、Webでも同じビジュアルを目にすることになり、年間を通したブランディングの強化につながります。
大型ディスプレイのデザイン制作のまとめ
JPCのワンストッププロモーションは、企画から撮影、デザイン、印刷、施行・運営まで自社一貫でスピーディーに連携して行えることが最大の強みです。のぼりやバナー、大型パネル、その他什器なども取り扱っておりますので、各種ツールをご入用の際には、ぜひこちらもご覧ください。
もちろんデザイン制作からのご相談も承っております。
大阪、神戸はもちろん、東京及び首都圏のお客様にも東京営業所がございますので、まずはお気軽にご相談ください!