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大型パネルPOPなどのデザイン制作事例-スポーツチームのブランディング

広告制作では、複数の広告ツールを一式まとめてご依頼いただくことがあります。
例えば、展示会、周年イベント、力を入れたい新商品のPRなどにおいて、キービジュアル、ポスター、パネル、リーフレット、動画、WEBバナーなどをまとめて制作します。

一式でデザイン制作を行うことでPR全体の統一感が生まれ、ブレないコンセプトをお客様だけでなく社内に共有することにも繋がります。

「0から広告一式を制作するのは大変そう・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、制作していく順番とポイントを押さえておけば、そこまで身構える必要はありません。

今回は、弊社が例年担当させていただいている、スポーツチーム応援ツールデザイン制作の事例をもとに、複数の広告制作の流れとポイントをご紹介します。

他案件では珍しい大型パネルデザイン制作もしていますので、複数の広告ツール制作にご興味のある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

大型パネルPOPなどのデザイン制作の概要

まずは、今回JPCで制作した大型パネルPOPデザイン制作のご依頼内容について詳しくご紹介します。

ご依頼主 –神戸のカーエレクトロニクスメーカー様 -

ご依頼いただいたのは、兵庫県に本社を構え自動車関連の機器やサービスを提供しておられる神戸のカーエレクトロニクスメーカー様です。企業でバレーボールチームを有しておられ、その応援ツール一式のデザイン制作を毎年JPCにご依頼いただいています。

ご依頼内容 - バレーボールチームの広告ツール制作 -

毎年制作させていただく広告物は、以下のようなラインナップです。

  • パネル
  • リーフレット
  • ポスター
  • のぼり
  • スローガンロゴ
  • WEBバナー

1年間に渡って使用する応援ツール一式で、それらの企画立案から撮影、デザイン、施工・運営までを一括してJPCで担当させていただいております。

大型パネルPOPなどのデザイン制作時のポイント-チームの思いを表現-

大型パネル0111.jpg
チラシ0111.jpg
リーフレット0111.jpg
のぼり0111.jpg

WEBバナー1-0111.jpg
WEBバナー2-0111.jpg

今回は大型パネルをメインに進行いたしました。
パネルやチラシなど、複数の広告を一挙に制作する際はまず方向性を決める1点のデザインのキービジュアルを固めてから他のデザインへと展開していく方法が、効率的かつ広告ツールに統一感が生まれてブランディングの向上にもつながります。

また、今回のように各制作物で異なるデザインを展開する場合は撮影を行う前に必要なカットをすべて洗い出しておくことが大切です。

以下では、デザイン制作と撮影の流れについて、詳細にご紹介していきます。

大型パネルPOPなどのデザイン制作の流れ

同じキービジュアルで複数の広告を制作する際に、どのような流れで制作を進めるのか、今回の事例をもとにご紹介いたします。

選手を起用したキービジュアルの提案

まずは、クライアント様へのヒアリングを元に、選手を起用したキービジュアルの方向性を決めていきます。今年のクライアント様からのご要望・イメージは「座っているビジュアル」「夕焼けイメージの光が立ち上がるようなデザイン」という2点でした。

大型パネルデザインをキービジュアルとして検討を進め、昨年のビジュアルとの違いも意識しながらモデルの配置やポーズなどをご提案し、撮影前におおよその方向性を決定しました。

香盤表の作成およびスタジオでの撮影

デザインの方向性がおおよそ固まったら、撮影イメージカット数など撮影スケジュールが把握できる香盤表を作成していきます。

広告ツール一式を展開することに加え、撮影する選手の人数が多いこともあり、今回の撮影ではポーズやアングル違いでたくさんのカットを押さえておく必要がありました。

撮影を1日で効率的に終わらせるために、円滑に進行できるよう事前にしっかりと詰めておき、関係者全員が同じ認識を持つことができるわかりやすい香盤表を作成します。

撮影当日は香盤表をもとに撮影を行います。撮影は、弊社の「ONE STOP STUDIO KYOTO」で行いました。

担当デザイナーも当日は現場に立ち、デザインイメージをもとに撮影ディレクションを行います。
バレー部員のみなさまにいろいろなポーズをとっていただいたりしながら、終始とても和やかで楽しい雰囲気で撮影は順調に進みました。

 

大型パネルのデザイン制作

撮影後はデザイン制作に取り掛かります。キービジュアルとなるのは、横幅3000mm×縦幅2100mmの大型パネルです。

クライアント様の社屋内に1年間設置され多くの人々の目に触れる、チームの象徴となるとても重要なパネルです。いくつかのデザインを提案し、最終決定したのがこちらです。

大型パネル▼

今回のテーマである「チームとして新たな形に変容を遂げ、全員で次のステージに挑戦する」という決意をビジュアルに込めました。スローガンロゴも雰囲気に合わせデザインに落とし込んでいます。

チラシやのぼりなどへデザイン展開

大型パネルのビジュアルを軸として、その他の広告にデザインを展開していきます。
試合会場で配布されるチラシやリーフレット、観客席に展開する選手ののぼり、WEBサイトに設置されるWEBバナーなどを一式で制作しました。

最終で完成したデザインがこちらです。 

チラシ▼


リーフレット▼


のぼり▼


WEBバナー▼

被るポーズが無いようにバランスを見ながら各広告デザインに合わせた撮影を行ったため、
全体で見ると統一されていながらもそれぞれの良さを出したクールなデザインに仕上がりました。

JPCがスポーツチームの広告ツールのデザインでご満足いただける理由

 JPCは、なぜクライアント企業様に満足いただける広告制作をご提供できるのでしょうか。スポーツチーム応援ツール一式のデザイン制作を例にご紹介いたします。

継続案件でも新たな見せ方をご提案

毎年制作されるような広告シリーズは、一部のみ更新して使用継続されるケースもあるかと思いますが、本案件は意識して毎年デザインイメージを刷新するようにしています。
チームらしさは守りながらも、お客様のご希望を盛り込んで毎年新しいデザインをご提案。1年を通して使用されるビジュアルのため、将来見返していただいたときにその年ごとの出来事などを思い返していただけるよう、切り口を変えてバリエーションを広げるようにしています。
一定期間でリニューアルされる商品カタログや採用リーフレットなども同様に、お客様のニーズを汲み取りながら昨年とは異なる見せ方をご提案させていただきます。

カット数や人数が多い撮影でも柔軟に対応

JPCは京都と東京に自社スタジオを保有しており、撮影から印刷までワンストップでお任せいただけます。制作物ごとに使用素材を変える今回のようなケースでも、事前にしっかりと香盤表を作成しますので、複数カットを1日で撮りきることも可能です。
また、”人”を撮影する場合は、時には香盤の指示に縛られすぎず柔軟な対応も必要となります。今回の案件ではバレーボールをアタックする瞬間やトスする瞬間など様々なポーズでバリエーションを持たせていますが、撮影当日の選手様一人ひとりのコンディションは異なりますので、一番いい顔を引き出せるポーズを何ショットか試しながら撮影を進めました。結果、ポーズが偏ることなく一覧で見ても理想的なデザインに仕上がりました。こうした対応もデザイナーと撮影ディレクターを同じスタッフが担うJPCならではの強みだと思います。

大型パネルPOPなどのデザイン制作のまとめ

JPCの応援ツール広告のデザイン制作について、ご理解いただけましたでしょうか?

複数の広告を同時にデザイン制作する場合は、タスクや確認点が多く大変と思われるかもしれませんが“メインとなる方向性を先に制作すること””事前にしっかりとイメージを作り撮影に臨むこと”で効率的にデザイン制作を進めることができます。
JPCではグラフィックデザインのほか、撮影スタッフや動画・WEB・3DCG・広告運用など幅広い専門スタッフが在籍しておりますので、総合プロモーションのご相談も承っております。
大々的なキャンペーン通年でのイベントのPRなど、バリエーションに富んだ広告展開をご希望の方はぜひJPCまでお気軽にご相談ください。

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