2013.11.08
POPについて
みなさんはじめまして。
四十路間近にして日々悶絶デザイナーの”TON”です。
さて、今回のテーマは“POP”
主に店舗・商店等で、商品を訴求したいときの販促のツールとして家電量販店やドラッグストアなんかでは特に良く目につくアレです。
一概に”ポップ!”と言ってもノボリやタペストリ、等身大POPといった大型のものからプライスカードやパッケージに貼付するシールといった小さなもの。
また、動いたり光ったりするものもあれば小型モニターで動画による訴求〈J-movista〉など形状も素材も仕様も様々です。
そんなPOPに課せられた任務とは、「優秀な営業マンたれ!」
信じがたくも「消費者の86.5%が店頭で商品を決定している」というデータがあるのですが
そこからも読み取れる様に消費者は欲しい”モノ”を求めて店頭へ、そこで数有る”モノ”から”コレ”を選ぶ、
または何となく訪れた店頭で気になった”コレ”を手に取っているのです。
なのでPOPは、同様の商品が並ぶなか、いかにそのエリア内で目に付き、消費者の足を止め商品の良さを伝え、アクションに繋げられるかといった一連の販促行動のなかで対消費者との最後の直接対決をまかされた“大将”といったところでしょうか。
そのPOPが優れた営業マンであれば何となくな”いつものアレ”よりも”コッチ”を選ばせるチカラがあるのです。
写真は、弊社の優れた営業マンの中川君です。POPも彼のような働きが必要とされているわけです。
仕事がら一日の大半をPCの前で過ごす僕は、月イチペースで目薬を消費します。
ドラッグストアの前を通りかかった僕は
「そうだ目薬を買っておこう!」と店内へ。
目薬の棚を見ながらどれにしようかと、悩む。
疲れ目だとか目のかすみだとかドライアイだとか、似たような言葉がずらりと並んだパッケージに書かれていて、悩む。
そんななか、ポヨン!と飛び出したスウィングPOPには
“PCによる疲れ目に!”の文字が。
僕は迷わず手に取るでしょう。
数有る目薬からPOPの効果により消費者が商品を決定した瞬間です。
多くの消費者の目にとまらせる事も重要かもしれませんが、ターゲットを明確に絞って訴求することも大切です。
絞ることで母数が減るかもしれませんが狙った層には、強くアピールすることができるのです。
そういった意味ではネーミングやパッケージにも大きな役割がありますね!
では今回はこのへんで。
次の僕の記事ではPOPの制作について少しご紹介出来ればと思っております。
最後まで読んでくださりありがとうございました。