2013.06.21
展示会-2012年エコプロダクツ展にて
今日から始まりました、グラフィックセクションスタッフが書く、
第一回目の「デザインの裏側」ブログ
第一回目の担当は、
展示会デザインを担当しているハセピョンです。
私は現在、昨年に引き続き、年に一度、東京ビッグサイトで開催される
「エコプロダクツ展」のブースデザインを数社様から
ご依頼をいただき制作中です。
そこで今回は昨年の「エコプロダクツ展」で制作した
大手生活家電メーカーさまのブースデザインについてお話したいと思います。
昨年、大手生活家電メーカーさまのブースをJPCでトータルプロデュースしました。
企画とブースデザインを私が
ムービーやリーフレットはそれぞれ専門のスタッフが制作。
JPCみんなで作り上げた力作です。
ここでまず私の担当である展示会のブースデザインの工程を簡単にご説明すると
私の場合はクライアントさまからの展示会の目的をヒアリングし、その目的と
ターゲットを考えた上で企画を練ります。
そしてそのあと、簡単なスケッチを描き、大まかなゾーニングができたら
平面図→立体図→3Dパースの制作に入ります。
その時の平面図、立体図、3Dパースは以下。
【平面図】
【立体図】
【3Dパース】
ブースデザインでは
ターゲットである小学生に楽しみながら魔法瓶のことを知ってもらえるよう、
カフェやブティックの立ち並ぶ「街(タウン)」をイメージした空間をデザイン。
魔法瓶やエコに関する様々なコンテンツを散りばめました。
すごろくやキーワード集めを用いることで自然にブース内を誘導し、ゲーム感覚で
楽しみながら学んでいただけるようになっています。
ブース内にはモニターを設置し,魔法瓶の仕組みを紹介するムービーを上映。
難しい物理化学的現象や統計データも、アニメーションを使用することで、
わかりやすく楽しみながら学んでいただけます。
ブース内で配ったリーフレットでは
魔法瓶の仕組みやエコについて、イラストを豊富に使ってわかりやすくまとめました。
展示会ブースやムービーと内容が連動しているため、
自宅に持ち帰ってご家族と一緒に繰り返し学んでいただけます。
社会科見学の資料としても最適です。
その他にもコンパニオンの手配から衣装、
ノベルティーの選定等、展示会では様々な用件をこなして
やっと完成させることができます。
その結果、当初予定をはるかに上回る集客を達成し、
クライアントさま、そして来場者に喜んでいただけることができました。
ついでに展示会事例集にも掲載していただくことになりました。
6月末に発売のBooth Design Selection (株式会社アルファ企画) 108-111ページに掲載されます。
良ければご覧下さい。
最後に、昨年の実際のブース写真はこちらです。
今年は、これをきっかけにさらに多くのクライアントさまから
エコプロダクツ展ブースデザインをご依頼いただいております。
嬉しい限りでございます。
それでは、今回のハセピョンからのお話は以上になります。
ありがとうございました。