2013.12.13
合成写真ができるまで
こんにちは、デザインのKOFUです。今回は合成写真が出来るまでをお話しします。
あるクライアントから、カタログ制作の依頼がありました。
タイル建材のカタログで、新商品なので施工した実績が無いと言うことでした。
しかし、カタログにはそれをイメージさせる画像を入れたいということで、合成で施工イメージを制作することとなりました。
合成する為に必要な画像を準備します。
●タイルを俯瞰から撮影した物。
● 背景として使用する室内のイメージ画像。
この2点の画像で合成していきます。
ここで登場するのが、Photoshopと言うソフトです。
このソフトを駆使してこれから合成していきます。
① タイルより上になる部分をパスで切り抜いていきタイル部分の画像を削除していきます。
② 俯瞰で撮影したタイルを、施工するであろう枚数を想像してならべていきます。
③ 並び終えると、全体のイメージのパース(遠近感)をつけていきます。
④ これでは、まだ終わらないのです。タイルの上に建物の影や写り込み遠くをぼかしたりしていきます。
⑤ これで合成完了です。
すごく簡単に説明しましたが、かなりの時間をようして制作するのです。
この合成画像や置き撮りのイメージ撮影した物や俯瞰のタイルなどをレイアウトしてカタログが出来上がります。
ひびこんな合成やレイアウトをして、デザイナの私は1年間をすごしているのです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今年もあとわずかですが、皆さま良い年をお迎えください。