2019.11.20
クラウド型トランスコードサービス
先日、東京のお隣、千葉の幕張メッセで「Inter BEE2019」が行われました。
そこで、出展されていた
クラウド上での高度な映像処理と管理を可能にした映像処理クラウドサービス
「SETARIA CLOUD」というものがありました。
クラウド上で以下のような映像処理ができます。
・フレーム補間 (フレームのカクツキ等ををスムーズに)
・超解像度 (最大4K解像度へのアップスケーリング等を実現)
・ハイパーラプス (動きのあるタイムラプスをなめらかに)
・スローモーション (最大1/100倍速の滑らかなスロー映像)
・スタビライゼーション (高性能な動画手ブレ補正とCMOS歪み補正)
・ワイドダイナミックレンジ補正 (ダイナミックレンンジを最適に補正)
・ノイズ除去 (ノイズを効率的に除去)
・フラッシュ低減 (フレーム内の明暗差を低減します)
・フリッカー低減 (蛍光灯の影響によるちらつきを低減します)
これらの映像処理を実現することにより、
作業担当者がこれまで費やしていた手間や拘束時間を大幅に削減できるため、
作業の属人化を減らし業務負担の軽減にも繋げることができるそうです。
さらに、動画共有サービスや動画配信サービスで推奨されている納品フォーマットを
プリセットとして用意し、マスター動画からボタン一つで変換することが可能です。
加えて、解像度・フレームレート・コーデックなど、各要素をユーザーが自由にカスタマイズし
フォーマットを簡単に作ることもできます。
映像制作をする際に、人力で作業してきたものを、このような技術やサービスを利用して時間削減し、
クオリティUPに時間を使うことも大切なような気がします。