2019.12.04
ストーリーボードについて
映像制作をする際、クライアントと制作サイド(映像制作会社等)で
出来上がりのビジュアルイメージを共有しておくことはとても重要なことです。
共有することにより、
後々の直しが少なくてすむし、
東京と大阪など距離が離れていても、映像の核がしっかりとビジュアルイメージとしてあるので
安心して制作していけます。
そのためにとても便利なものがストーリーボードです。
ストリーボードとは、簡単に言うと、映像制作に入る前に、
脚本を元に完成予想図を可視化するものだそうです。
描かれる内容は
・基本的なレイアウト(構図)
・流れの説明
・セリフ(ナレーション)
・各カットの長さ
・カメラの動き
・キャラクター、人物の動き
・テロップ要素
など様々な要素を書き込みます。
日本のアニメ業界ではストーリーボード制作は必須で、
「Storyboard Pro」という専用のソフトまで使うところが多いようです。
企業VPや商品のプロモーションなどでは「画コンテ」と呼ばれるもののほうが馴染みがあり、
JPCでもシナリオの他に画コンテを用いて、ビジュアルイメージの共有を測っています。