2020.01.29
Apple ProRes RAW
映像制作にとってカラーグレーディングがあたりまえとなりつつある昨今、
階調の豊かなRAWデータはとても重宝されます。
そんな折、2018年にAppleはProResファミリーの新しいコーデック「ProResRaw」をリリース。
ProRes RAWには「RAW」と「RAW HQ」の2種類が存在します。
ビット深度が12ビットととても豊かな階調を持ちながら、ProResHQや4444と同等のデータレートで
比較的軽量に作業できるので、映像制作会社では早く扱いたいコーデックではないでしょうか。
現在では、収録できるカメラやレコーダー等は徐々に増えてきていますが、アプリではFinal Cut Pro Xぐらいしか
承認されておらず、いまだ広く普及されていないのが現状です。
先日書いたブログにもある通り、東京・京都のJPCでも所有している
モニター&レコーダーのATOMOS「Shogun」ではProRes RAWの収録が可能なので、少しでも早いApple他社製品への対応を願っています。