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2024.12.09

自社で動画作成を始めてみよう! 「映像制作の内製化に向けて vol.2」

前回のvol.1に引き続き、映像制作を内製化する上で知っておくべき情報を順序立ててご紹介していきます。

内製化可能な項目を整理する

映像は大きく分けて

  • 企画(プリプロダクション)
  • 撮影(プロダクション)
  • 編集(ポストプロダクション)

の3つの段階を経て制作されます。

自社でどの項目が内製可能か整理してみましょう。
内製化できる項目を整理することで、映像制作にかけれる予算を詳細に立てることができます。

「撮影」を例に考えてみましょう。

社員の1日に密着するようなvlog形式の映像を制作するとします。
映像に関しては、iPhoneのようなスマホカメラで撮影することも可能ですし、描写が綺麗な映像が撮影可能な一眼レフカメラやビデオカメラで撮影するのも手でしょう。
iPhoneであれば、ほとんどの方が扱うことができるので、自社でも対応可能ですね。
しかし、一眼レフカメラやビデオカメラで撮影するとなると、カメラやレンズの知識が必要となってくるため、少しハードルが上がります。

また、音に関しては、出演者の声を漏れなく、しっかり録りたい。社員との会話の音声を綺麗に録りたい。となった場合、音声スタッフが必要になってきます。iPhoneやカメラマイクでもある程度録音することは可能ですが、周りの環境音を拾ってノイズとなる場合があるため、しっかり綺麗な音声を収録したい場合、プロの音声スタッフに依頼する必要が出てきます。
撮影業者に依頼する必要が出てくるため、外注費が発生してきますね。

求める内容によって自社で対応可能か考えましょう。

予算を立てる

制作にかけられる費用によって制作可能なコンテンツが変わってきます。
前工程の内容と関わってくる部分でもありますが、社内で対応できる作業はコスト削減につながりますよね。
例えば、企画を社内で行い、撮影・編集は制作会社に委託すると仮定すると、撮影や編集にかけられる費用が増え、撮影や照明、音声、編集にこだわったコンテンツを制作することが可能でしょう。

採用向けコンテンツとして、社員に一日密着するようなvlog形式の映像を制作するとしましょう。

企画に関しては、自社で行う方が自社の事業内容や社員の働いている様子、採用応募者の性質などをよく知っているため、伝えたい内容や見せたい事柄を整理しやすく、企画が立てやすいかもしれません。
もちろん、制作会社や広告代理店といった外部に委託することも可能ですし、その場合は綿密なヒアリングから入っていき、他社での制作経験から効果的な企画や見せ方、配信方法など思いもしなかったアイデアや提案を受けることができるでしょう。
まずは、自社で挑戦してみて、次回以降ブラッシュアップする時に相談するのも良いかもしれませんね。

撮影に関しては、iPhoneで撮影するのもアリですし、画作りにこだわって、一眼レフやビデオカメラでの撮影に挑戦してみるのも良いでしょう。
自社で撮影を行う場合、カメラや音声、照明といった機材が初期費用としてかかってきますが、毎回外部の業者に依頼するとなると、それなりに費用がかかってきますので、自社で行うのも良いでしょう。

編集に関しては、YouTubeやオンライン学習サービス等でチュートリアル動画が多く公開されているため、実践しやすい部分かもしれません。Davinci ResolveやPremiere Proといったプロも使用する編集ソフトも年々初学者でも利用しやすくなってきており、比較的容易に参入しやすくなっています。編集は日数もかかる作業なので、外部に委託するとなると、予算の大半を占める項目になってくるでしょう。もちろん、編集スキルの習得までには時間を要するため、制作会社に委託する方が他の作業に注力できるかもしれませんし、カット編集やテロップ挿入、BGM挿入など、技術的センスひいてはブランディングに関わる部分もありますので、まとめて依頼する方が効果的な場合もあります。

映像制作の手順を知り、自社で対応できる項目を整理することで、予算管理や制作できるコンテンツのクオリティ向上に繋げましょう。





弊社JPCでは、プロデューサーからコピーライター、ディレクター、デザイナー等々、お客様にあったコンテンツのご提案が可能なスタッフが在籍しており、企画から編集までワンストップで対応しています。

映像制作に関するお困りごとがある際はお気軽にお問い合わせください。

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