2025.04.18
SNS広告活用にも有効!L字帯動画。 縦型動画からABテストにも!
「L字帯動画」とは、テレビや動画配信などで使われるL字型の情報表示がされている動画を指します。
通常、画面の左側または上部に情報を載せてL字型に表示領域を分けた動画のことです。
この形式は、ニュース速報や地震速報、選挙報道などでよく使われ、みなさんもよく見たことあるかと思います。
近年では、SNSやその広告等でも見かけるようになりました。
視聴者の注意を引きつけつつ、情報も伝えやすいということで、InstagramやTikTok、YouTube Shortsでもよく使われています。
今回は、そんな「L字帯動画」の特徴や活用メリット、ABテストでの活用例などをご紹介できればと思います。

L字帯動画、その特徴は?
1. 画面の一部に“情報エリア”を固定表示
画面の上部 or 左側に「L字型の情報バー」が配置されていて
メイン映像を邪魔せず、情報だけ独立して目立たせられる
2. 視聴中でも“目に残る”情報提示が可能
帯は常に視界に入る位置にあるので、情報が定着しやすく
ユーザーがスクロールしても第一印象で伝えられる
3. ミュート再生対応に強い
SNSは音無し再生も多いので(特にInstagram/TikTok)
帯にテキストやアイコンで要点を補完できるから伝わりやすい
4. 情報と感情訴求の“分業”ができる
帯:キャッチコピー、割引、レビューなど「理性的情報」
メイン映像:使用シーン、ストーリー、モデル演出など「感情訴求」
この役割分担でCVRが上がることも多い
L字帯動画のSNS広告活用メリット
1. 視認性UP(スクロール中に“止める”力)
- スマホで縦スクロールしているユーザーの目を帯で引っかけやすい
- 帯に「限定」「割引」などのキラーワードを入れると特に強い
2. 情報伝達が早い
- メイン映像は見なくても、帯だけで大体の内容が伝わる
- 音無しでも効果を発揮(字幕付きで情報が完結する)
3. ブランド印象の統一
- 帯をテンプレート化することで、ブランドの一貫性を保てる
- 色、フォント、ロゴを帯に入れれば「見ただけでブランドがわかる」
4. エンゲージメントの分岐点を可視化しやすい
- 帯に反応するのか、映像に反応するのかがABテストで明確化しやすい
ABテストでの活用例(具体的な比較軸)
パターン | 内容 | 測定目的 |
---|---|---|
Aパターン | 通常の全画面動画 | ベースライン測定 |
Bパターン | L字帯あり(上部にCTA) | 視認性の向上効果 |
Cパターン | L字帯+縦テキストスクロール | 滞在時間やクリック率の向上 |
Dパターン | 帯に割引や緊急性(例:「残り3日」) | CVR改善目的の訴求力測定 |
JPCでの制作事例
【プロモーション・PR動画】医薬部外品の製品PR用広告
Haleonジャパン株式会社様
https://www.jpc-ltd.co.jp/movie/works/42054/

まとめ
L字帯動画は「止める力×伝える力」でSNS広告を加速させるとても優れた動画フォーマットです。
うまく活用できればCTRもCVRも改善できます。
例えば、コスメや飲食、D2C(ファッション・雑貨・家電など)といった、
さまざまな業種ごとにL字帯の構成を変えると、訴求力がガラッと変わります。
それぞれの業種で「刺さる情報」が違うので、どのような情報を入れて訴求するのかがとても重要になってきます。
我々JPCには、映像やグラフィックのプロフェッショナルだけでなく、コピーライターや、広告運用のプロフェッショナルであるアドマーケットチームも多数在籍していますので、お気軽にお問い合わせください。