2019.05.16
8Kの裏で再熱する8mmフィルム
デジタルハイビジョン、4K、8Kと、画質はどんどん綺麗に、クリアになってきています。
映画やスポーツ、音楽と、より臨場感を感じられるようになり、実際に観戦するよりも見やすかったりもします。
言い方を変えると、生々しく、情報量も多いので、映像を見ただけで満足してしまうかもしれません。
そんな中、2、3年前から徐々に8mmフィルムが再熱しています。
8mmフィルムはとにかく画質が荒く、2012年には8mmフィルムの製造自体、一応終了しています。
荒いけど、その味わい深い絵に、フィルム世代ではない若い人々から支持されているそうです。
8mmの映像は、その荒さの奥に物語やノスタルジーを感じることができます。
荒くて見づらい分、見る方に考えるバッファを与えてくれるのだと思います。
が、実際には、フィルムの入手や現像と、なかなか8mmフィルムで撮影することは難しく。。
なんとか8mmの雰囲気を作りたいと思い、i Phonの「8ミリカメラ」というアプリで映像を再撮したところ、これが意外とすごい。
実際に8mmで撮った絵と比べると少し違いはありますが、ただフィルムノイズを足したりするよりも、よっぽど8mmの絵に近くなりました。
やはりデジタルはすごい。。