2019.10.31
撮影時におけるレンズフレア
AfterEffectsには『OpticalFlares』をはじめとした、
フレア系のプラグインが充実していて、
絵作りにとても重宝します。
ただ、やはり撮影時にしか撮れない、実際の光のフレアは、
中々再現できるものではありません。
演出として、ミラーで反射させて、レンズに光を流し込んだりもします。
現場でレンズを通して見える、うっとりするような光の世界、
編集で再現しようと思っても限界があります。
ただし、現場でレンズフレアを入れる場合は注意が必要です。
当然、撮影時にフレアを入れてしまうと、編集時にフレアを抜くことはできません。
いくら画が素晴らしいからといっても、いざ編集してみると、
その前後のカットとつながらず、そのカットだけ浮いてしまうかもしれません。
ストーリーにも大きな影響を与えます。
フレアの加減も高度ですし、
太陽のフレアの場合、日の傾きも徐々に変わっていってしまいます。
現場でのフレアを活かす場合は、その場で一度よく考えて、判断することをおすすめします。
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