2020.02.10
AIを利用したフレーム補間「Dain-App」
フレームレートが低い動画でも補間し滑らかに表現することが可能なソフト「Dain-App」がアルファ版として公開されています。
フレーム補間する技術は、今までにもAdobe After Effectsやそのプラグインなどで可能でした。
そのアルゴリズムは、前後のフレームの画像情報から平面的に新しい画像を生成するというものでした。
今回紹介する「Dain-App」のすごいところは、動画内の空間の深度をAIが認識し、視点に近い物体を遠い物体よりも優先してサンプリングして中間フレームを補間しているところです。
以下の使用例を見ると、コマ数の少ないアニメやストップモーションの素材と相性が良さそうです。
世界で初めて公開された映画と言われるリュミエール兄弟の「ラ・シオタ駅への列車の到着」。
1896年に公開されたこの16コマ/秒の作品も「Dain-App」にかかると、こんな活き活きとした映像に生まれ変わります。
東京・大阪・京都を中心に映像制作サービスを展開するJPCでは、これからも映像にまつわる新しい技術をご紹介していきます!