2023.12.08
今すぐ使える!採用動画に盛り込むべきコンテンツ7選
人材の募集人数を増やす目的で使用されることの多い採用動画。
しかし、広告代理店や制作会社に依頼する時や自社で制作する際、「どういった内容を入れたらいいのか」「視聴者に何を伝えたらいいのか」「その見せ方」など、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
自社の魅力を的確に伝え、他社との差別化を図ることができれば、採用目的とする就活生にアプローチすることができるでしょう。
この記事では、効果的な採用動画を制作するために盛り込むべきコンテンツを7つに厳選してご紹介します。
この記事を読んで、ぜひ新しい要素・表現を取り入れ、就活生に刺さる魅力的な映像に仕上げていってください。
1.企業理念
まずは、なんと言っても企業理念です。
企業理念とは「ビジネスの目的」であり、会社がどこに向かって事業を進めているのかを表すものです。
企業理念をしっかり伝えることで、同じ志を持った人材にターゲットを絞って募集を図ることが可能です。
また、面接時でのミスマッチングを防ぐことができ、時間的コスト削減にもつながります。
映像表現の例
代表の方のインタビューが挙げられます。企業理念に込めた想いや体現していきたい未来像などを、代表の方自らが発信することによって、言葉や内容に重みが出て、より視聴者に刺さる動画になります。
2.事業内容
企業を説明する上で、事業内容は欠かせません。
企業のことを知らずに動画を視聴される方も少なからずいるため、自社のサービスを端的に伝えることは重要になってきます。
あくまで映像ですので、全てを細かく説明するのではなく、要点をおさえた上で、要素を絞ってわかりやすく説明しましょう。
映像表現の例
イラストや図を用いたモーショングラフィックスが挙げられます。グラフィックを用いることで、視覚的にもわかりやすく、一般の方には伝わりづらい事業内容でも簡潔にまとめることが可能です。
また、仕事風景を撮影するという手段もあります。実際に働かれている様子をそのまま表現することができるので、自身が働いている様子を想像しやすくなります。
3.従業員の声
実際に現場で働いている方々のリアルな声というのは、視聴者にとって特に気になるポイントの1つです。
自身が入社した際に、どのような方と一緒に働くことになるのかは予め知っておきたいところですし、「この人と一緒に働いてみたい!」といった想いも生まれ、志望する動機の1つになり得るでしょう。
映像表現の例
従業員の方にインタビューするのが良いでしょう。「仕事のやりがい」や「プライベートとのバランス」、「印象に残っていること」などその人特有の体験や考えに寄り添ったインタビュー内容が盛り込まれていると、自身が入社した際のモデルとなるので効果的です。
4.職場の雰囲気・仕事環境
「どんな社員がいるのか」もそうですが、職場の雰囲気・仕事環境といったところも重要です。
リモートワークが多くなり、対面でのやり取りが減ってきた昨今、職場での人間関係を問題なく構築できるのかは気になるポイントです。
また、「残業時間について」や「就業時間帯」といった点はよく聞かれる項目になります。
したがって、「リモートワークをしている人がほとんどだが、チャットツールやWeb会議ツールなどを活用し、気軽に相談できる環境が整っている」や「月平均残業時間は10時間未満です!」といったプラスの要素はぜひアピールしていきたいですね。
映像表現の例
作業風景や会議といった社内の様子を撮影するのが良いでしょう。真剣に仕事をしている様子や笑顔で会話をしている様子は魅力的かつ自身が働く姿を想像しやすくなります。
リアルな職場の雰囲気を表現するには効果的な見せ方の1つでしょう。
5.教育制度とキャリアパス
入社後の不安は「成長できるのか」といった部分にも現れます。
「研修制度は充実しているのか」「先輩に気兼ねなく質問できる環境は整っているか」「将来を見据えたキャリアステップはどのようなものなのか」この辺りはぜひ丁寧に説明したいところです。
実例をもとに説明できると、リアルでより実感が湧いてくる動画になるでしょう。
映像表現の例
グラフィック要素を用いて、教育制度やキャリアパスの全容を丁寧にわかりやすく紹介できると効果的でしょう。
あるいは、教育担当者にインタビューするのも手段の1つです。
6.挑戦できる環境
「積極的に発言して、新しいことに挑戦できる体制が整っているか」
「失敗しても何度も挑戦できる機会があるのか」
そういった点に関心を持たれている就活生も多いため、この辺りはアピールしておきたいポイントになります。
映像表現の例
グラフィック要素を用いて、具体的な組織体制やワークフローを紹介したり、従業員の方に成功事例や失敗事例といった体験談のインタビューをすることでリアルな体制を紹介することができるでしょう。
7.福利厚生
ここはぜひしっかりと紹介しておきたいポイントです。
交通費支給や住宅手当、スポーツ施設利用補助など、社員の生活や健康をサポートするような福利厚生は就活生にとっても魅力的に見えるポイントなので、ぜひ押さえておきましょう。
さらに、自社独自の制度などがあると、他社との差別が図れるので、盛り込んでおくと良いでしょう。
映像表現の例
イラストや図を用いて説明するのも効果的ですし、従業員の方にインタビューするといった方法もあります。福利厚生によって、どのようなプラスの効果が働いているか聞き出せると良いでしょう。
以上、採用動画を制作するにあたって、盛り込んでおきたいコンテンツ7選をご紹介しました。
どのような内容を盛り込めば、より効果的な採用動画を制作できるかご理解いただけたでしょうか。
全ての内容を取り入れる必要はありません。
特に訴求したいポイントや自社が注力しているコンテンツを中心に、上記の要素も取り入れると、より魅力的かつ就活生に刺さる映像に仕上げることができるでしょう。
当社でもさまざまなクライアント様の採用動画を制作しております。
今回ご紹介した内容も押さえつつ、お客様の採用目的に合った映像にすることで、求める人材とのマッチングをより正確にスピーディーなものにしてくれます。
採用動画でお困りのことがあれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。