2019.08.01
メイキング映像の撮影
メイキング映像はCMやMVでは、今やマストなコンテンツとなり、
タレントやアーティストの素の部分が見れるなど、
コアなファンは本編よりもこちらを楽しみにしているほどです。
元々は本編のおまけ的な映像でしたが、
実はこの撮影がなかなか大変。
まずは1日の香盤を頭にしっかり入れることから始まります。
次の動き、タレントさんの導線、衣装チェンジやご飯休憩のタイミングなど、
どこでどういった画が撮れるかを予測立てします。
もちろん、撮影全体の流れは、本編主体で動くので、
メイキング撮影は臨機応変に対応する必要があります。
その場所で何が撮れるか、瞬時に判断して動かねばなりません。
また、舞台上と、バックステージでは明るさ暗さが全然違います。
舞台裏から追いかけることが多いので、
それに耐えうるカメラやレンズをチョイスする必要があります。
そして一番気をつけなければならないのが、『音』です。
メイキング用にピンマイクなどをつけることはありません。
撮影後に素材をチェックしてみると、全然声が録れていなかったり、
雑音が大きすぎたりと、音に関してのトラブルがけっこう多いです。
ここはインタビューを撮るから、モノラルで録ろう、とか、
ここは現場の雰囲気が撮りたいから、ステレオで録ろう、など、
普段の撮影以上に音には気を使います。
メイキング撮影は、規模によっても異なりますが、
基本これらのことを一人でやらなければなりません。
故に、メイキング撮影は大変なのです。
メイキング撮影も、東京、京都のJPCまで、
お気軽にご相談ください。