2024.02.20
動画(映像)制作にかかる日数は? 映像を完成させるまでのスケジュールを解説!
一言で「映像を作る」と言っても、プロジェクトの規模や内容によって制作にかかる期間は様々です。ここではキックオフから納品までのスケジュールについて、いくつかの例を元に解説したいと思います。
動画制作の工程をおさらい
まず動画制作の流れを大まかにおさらいしてみましよう。映像が完成するまでには、ざっくり以下の工程を踏むことになります。
企画・構成
クライアント企業の発注者から制作会社などのクリエイターへの企画内容のヒアリングから、シナリオや絵コンテなど作成を行う工程になります。作成にかかる期間は、作る動画の尺(映像時間)に影響されることもあれば、内容を審査するクライアント企業の関係者の部署に影響されることもあります。
撮影
撮影を行う場合、その内容によって準備期間は様々です。撮影クルーとの機材打ち合わせや、出演者とのスケジュール調整、ロケ場所の確保など、当日に向けての準備が必要になります。
編集
構成と撮影素材、もしくは支給素材を元に最終の納品物を仕上げます。ここでの作業も、シンプルなカット編集から複雑なモーショングラフィックスまで演出方法によって作成期間は様々です。
動画の内容から制作期間を割り出す!
作ってみたい内容の動画イメージが程度具体的にあると、その制作期間を大雑把に割り出すことができます。ここでは、一般的な制作事例をいくつか例として解説していきたいと思います。
グラフィック素材のみで構成された映像
イラストのアニメーションやモーショングラフィックスで構成された映像は、撮影などの工程を介さないため、比較的短期間で制作を行うことができます。企画・構成で大まかな流れが決まると、すぐにグラフィック作成を行い、そのまま編集に進むことで期間短縮が図れます。
5分以内の尺のものであれば、ヒアリングから企画・構成の決定までで2週間、編集作業とその調整でさらに2週間で、最短1ヶ月で完成することができます。
撮影素材も含めた構成の映像
一方、撮影を含む映像制作の場合、上記の工程に加えて撮影の日数とその準備期間が必要になります。撮影するものの規模にもよりますが、企画・構成で2週間、撮影準備と撮影期間でで2週間、編集工程は素材のバラエティが増えるので3週間と、最短でも2ヶ月の制作期間は見ておきたいところです。
納期から作る動画の内容を考える!
動画を流す展示会やイベントなど、いつまでに仕上げなければならないという納期が決まっている場合、その期日から逆算して映像コンテンツの内容を考えることになります。
3ヶ月あれば、モーショングラフィックスや撮影素材、3DCGなどを盛り込んだ、ある程度リッチな映像コンテンツを作ることができます。しかし2週間しかないのであれば、企画・構成などは既存のものを元にして、シンプルなグラフィックで構成された動画を作るなど、制作期間に応じた映像コンテンツの内容を調整しなければいけません。
案件内容に応じた制作計画を!
映像表現の手法は数多くあり、その制作期間は色々な作業の複合によって一概にフォーマット化されるものではありません。なので案件ごとに、綿密な打ち合わせによるスケジュール作成が重要になります。
東京・大阪・京都を中心に展開するJPCでは様々なスタイルでの映像制作に対応しておりますので、動画作成のスケジュールにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!