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2019.06.13

現在のモノクロ映像

昨今の撮影機材の向上により、映像はより鮮やかに、いかにリアルに寄せれるか、リアリティへの追求が世界中で競われています。

そんな中、ミュージックビデオをはじめ、モノクロの映像作品が今もなお、作り続けられています。

映画でも、元々フルカラーのものを、わざわざモノクロにして再上映されたりもしています。

では、なぜモノクロ???

単純に、なんとなく雰囲気が出るから。という場合もあると思いますが、

やはり一番は、見る側、受け手側に想像してもらう余地を残したいからだと思います。

例えばミュージックビデオは、音楽があり、そこに映像がのります。

曲と歌詩、そして映像がつくので、時に情報過多になり、想像の余地が無くなってしまうこともあります。

例えば「青空」というものを想像した時、その青さも人によって微妙に違うと思います。

映像で、この「青」はこいう「青」だ!と説明しなきゃならない場合がほとんどだと思いますが、

あえてモノクロにすることによって、見る人が「あの青は、こんな青なんだろうなぁ」と想像できます。

想像の「青」が、実際の「青」を凌駕できることもあるのです。

なんでもかんでもモノクロにすれば良いというわけではありませんが、演出によって、とても強い映像になります。

モノクロ作品の映像制作をお考えでしたら、東京、京都のJPCまで、お気軽にお問い合わせください。

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