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日中シンクロ

撮影のひとつの技法として、「日中シンクロ」というものがあります。

もともとはスチール撮影における技法で、日中の屋外で、ストロボをたいて撮影を行う技法です。

太陽の光はとても強烈なので、逆光の場合被写体に露出を合わせると、

背景が白く飛んでしまいます。

ここでストロボを使い、背景の露出に合わせ撮影することで、背景も残しながら、

被写体もしっかり撮れる、というのが「日中シンクロ」の概要です。

何より、「日中シンクロ」で撮影された写真は、被写体を際立たせるだけでなく、

どこか幻想的で、非現実のような不思議な魅力があります。

ムービーでも同じような手法があり、CMなどで見かけることがありますが、これがとても大変。

スチール撮影にはストロボがあるので、一瞬でも強烈な光があれば撮影可能ですが、

ムービーの場合、この光が常に点灯されてなければいけません。

晴れていれば20kw以上もの巨大なライトが必要で、

被写体も目を開くのがままならないほどです。

暑さも加わり、夏は特に地獄です。。

でもやはり撮れる映像は幻想的で魅力があります。

「日中シンクロ」「デーライトシンクロ」と検索すると、参考画像がいろいろ出てくるので、

ぜひ検索してみて下さい。

撮影のことなら、東京、京都のJPCまで、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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