2019.08.23
フッテージ素材の選び方
世界中のいろんな風景、宇宙、ミクロ、CGなど、
莫大な種類のフテージ素材が、ネットで簡単に買える、
大変便利な時代です。
一昔前は、Artbeatsくらいしかなかったので、
MVなどを見ていると、
「あっ、この素材何度もみたことあるぞ」
ということもたまにありました。
SDから4Kといった様々な形式にも対応していますが、
フッテージ素材を購入する際、気をつけなければならいことがあります。
あくまで私見ですが、最も注意する点は、フレームレートです。
我々日本人が、編集作業で普段もっともよく使うのが
30p(29.97fps)、24p(23.98fps)だと思います。
他の素材を24pで編集している場合、30pのフッテージ素材を購入してしまうと、
シーケンスにはめた時、フレームレートのズレで、映像がカクついてしまいます。
私自身、泣く泣く他の素材も30pに変更せざるを得なかった、
という失敗を幾度かしました。
ただ、もっと厄介なのは、ヨーロッパで撮られたり、作られたフッテージ素材です。
ヨーロッパなどのPAL圏内では25pが基本です。
これを購入してしまうと、30pで編集してても、24pで編集してても、
フレームレートのズレで、カクついてしまいます。
フッテージ素材を購入する際は、
必ずフレームレートを確認してから購入することをお勧めします。