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動画におけるシャッタースピード(屋外編)

屋外での動画撮影では、

太陽が照っている場合など、絞りだけでは追いつかず、

白とびしてしまいます。

白とびを防ぐ手段として、カメラ本体でできることといえば、

シャッタースピードの値を上げること。

しかし、これが要注意です。

シャッタースピードの値を上げて撮った映像をみてみると、

なんだかパキパキしていて、とても不自然。

1フレーム、1フレームそれぞれすべてがブレがなく、

パッキと映りすぎてしまうため、

流れで見たときに目がチカチカしてしまうのです。

AfterEffectsなどのソフトを使う人は、

オブジェクトを動かしたとき、

モーションブラーをかけて、絵になじませると思いますが、

シャッタースピードを上げると、

このモーションブラーがかかっていない時と同じような状態です。

映像にした時、適度なブレがあるから、自然に見えるのです。

だからこそ、ロケにはNDフィルターが必須アイテムなのです。

NDフィルターで物理的に暗くして、

絞りやシャッタースピードを気持ちの良い値に設定します。

屋内におけるシャッタースピードの注意点は、また後日ご紹介します。

撮影のことなら、東京、京都のJPCまで、

お気軽にご相談ください。

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