2020.01.20
ノイズエフェクトを使い分ける
モーショングラフィックなど駆使した編集を行っている時、ノイズを加えるエフェクトを使うことがよくあります。
しかしノイズと一言で言っても演出意図によって、色々な種類のノイズを使い分けます。
まず最近使うことが多いが、Glitchなどのデジタルノイズ。
ブロック状のパターンが特徴で、ランダムな中にも洗練されたリズムを感じさせます。
次によく使われるのが、アナログ風なテレビノイズ。
調整されてないアナログ電波や使い古した磁気テープのパターンで、80年代風の雰囲気を演出します。
さらに古い時代の映像を表現するのが、フィルムノイズ。
映写機の不具合や、ホコリや毛など物理的な汚れが特徴です。
こうして較べると、ノイズの歴史は映像の歴史に符号していて興味深いです。
今後5Gストリーミングの時代になれば〝ノイズ〟というものは完全に過去のものになるのでしょうか…。
東京・大阪・京都を中心に映像制作サービスを展開するわたしたちJPCも、色々なエフェクトを使い分けて効果的な演出を追求していきたいものです。