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2020.04.07

映像撮影に欠かせない「フードコーディネーター」

■フードコーディネーターの仕事
キンキンに冷えたグラスに注がれるビールに、絶妙な泡の量やきめ細かさ。

私たちがよく目にする、生唾を飲んでしまうような、おいしそうなビールのCMは

フードコーディネーターさんがいなければ成り立ちません。

フードコーディネーターさんは、食品の開発、

レストランなどの運営手法のコンサルティングなど、その仕事は多岐に渡りますが、

「食の演出」というのも大きなファクターです。

どうすれば美味しく見えるか、温かくみえるか、冷たく見えるか、

みずみずしく見えるか、もちもちに見えるか…

そういった、食品の魅力を最大限に引き立ててくれるのがフードコーディネーターさんです。

グラスにどのくらい水滴をつけるか、泡をどのくらいの量にするのか、

演者がゴクゴク飲めるにはどのくらいの温度がいいのか。

など、現場でカメラが回る寸前まで調整します。

コーヒーに入れるミルクのCMでは、

コーヒーにミルクが円を描いて綺麗に入っていくために、

コーヒーの底にモーターを沈め回し、

ミルクがすぐ混ざらないよう、ミルクの代わりにボンドを使っている、、、

というのは有名な話。(事実かどうかは定かじゃありません)

多種多様な業で、食品を引き立て、

それをCMで見た私は、まんまと商品を買ってしまうわけです。

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