2021.12.19
【撮影技術】きれいに抜く!グリーンバック撮影時のポイント6選
現在、弊社ではグリーンバック撮影(クロマキー収録)を依頼されることが多くなってきました。
そこで、グリーン素材を綺麗に抜くためのTipsをまとめてみました。
【撮影技術編】
①被写体とグリーンバックの距離を離しましょう
被写体とグリーンバックの距離が近いと、被写体の影がグリーンバックに漏れ、グリーンバックの色に差が出てしまいます。
②グリーンバックはムラなくフラットに
グリーンバックは場所によって色の差が出ないように、色味や明るさがフラットになるように照明を調整しましょう。
③シャッタースピードを多くすることで、モーションブラーが出ないように
カメラ側の設定でシャッタースピードを多くすることで、被写体のモーションブラーを少なくしましょう。
モーションブラーが大きいと、被写体のエッジがボケ、綺麗に抜くことができません。
④色深度は10bit以上に設定する
色深度を10bit以上にし、色情報を多くすることで、合成する際に、被写体とグリーンバックとの色の差をなるべく明確にし、グリーンが抜けやすくしましょう。
⑤グリーンバックの継ぎ目が髪など柔らかいエッジの後ろに来てないか
グリーンバックの継ぎ目は影が濃く残り、髪などに被るとジャギリの原因になります。
⑥被写界深度は深めで、エッジをはっきりと
被写界深度が浅く、エッジがボケていると、綺麗に抜くことができません。
弊社JPCでは撮影スタジオを併設しております。
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