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2022.01.05

【映像撮影プロのテクニック】身近なもので昭和レトロ風の動画を撮影する小技

先日、とある食品メーカーの撮影におきまして、

昭和40年くらいを想定した、家族の食卓風景を撮影しました。

映像自体も、古くレトロ感あるものにしたく、

その場合、普段なら綺麗な状態で撮影して、編集の段階で古くレトロな質感に加工しますが、

今回はなるべく現場でアウトプットに近い状態で撮影したいと考えました。

そこで使ったのが、サランラップです。

レンズにサランラップが張るように蓋をして、輪ゴムで止めるだけです。

ラップによって、少しものの輪郭がボケて、光が滲むことによって、

映像がレトロな雰囲気になります。

もちろん市販のレンズフィルターでも同じような効果を出すものはいっぱいありますが、

レンズフィルターはそこそこ値段も高く、レンズの径の制約もあり、フレキシブルさに欠けます。

今回の作品にはラップがぴったりでしたが、

撮ってしまうと当然後戻りはできませんので、

撮影前に実験してみることをお勧めします。

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