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映像制作会社による英語アテレコ動画制作の裏側

映像制作のご依頼で、日本語、英語、中国語といった、

数ヶ国語版を作ることは、今までもよくありました。

基本的にはテロップを他国語に変えたり、

ナレーションを他国語に変えたりということが多かったのですが、

今回は日本の役者さんのセリフに、英語のアテレコをするというご依頼がありました。

グリーンバックのクロマキーで撮影した役者さん一人と、モーショングラフィックによる

キャラクターの掛け合いです。

キャラクターだけがしゃべっているシーンであれば、映像編集でなんとでもなるのですが、

役者さんのセリフはリップを合わせなければなりません。。

翻訳業者とやりとりしながら、尺やリアクションのタイミングによって、

セリフをアレンジしつつ、AIで仮ナレ(仮ナレーション)を起こし、調整していきます。

アテレコの収録数日前には、ほぼほぼ固めて、ネイティブの声優さんに原稿を送ります。

当日は声優さんと相談しながら、こちらの意図を伝えつつ、

役のキャラクターに合ったニュアンスにセリフをアレンジしてもらいながら収録。

10分となかなか長尺の掛け合いがなんとか無事に終わり、

どしてもリップが合わないところだけ、後から動画編集でカットを差し替え調整し、無事納品。

製品紹介映像やYouTube動画などの10分の二人の掛け合いだけでもなかなか大変なのに、

映画などの翻訳家の方々は本当にすごいなぁと、改めて感じさせられました。

また、数ヶ国語版の動画制作の場合、特定の外国語ナレーターの方を複数選ぶ必要がありますが、

弊社の「ボイスマート」では東京、大阪、京都など全国にいるナレーターの中から選ぶことができるため、

幅広い外国語の映像制作に対応出来るのも、この「ボイスマート」の魅力だと感じました。

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