2022.03.08
バージョン違いのPremiereプロジェクトをダウングレードして開く方法
映像編集でお仕事をやらせてもらっていると、編集データを先方、もしくは同業の方とやり取りすることが多々あります。
そんな時、Adobe Premiereの環境下のやり取りで問題になるのが、バージョンの互換性。
古いバージョンを新しいバージョンで開くことに関しては、あまり問題ありませんが、新しいバージョンで作ったものを古いバージョンで開くことは、基本的にはできません(2021で作ったものを2020で開くなど)。
Adobeも公式にはプロジェクトの下位互換は推奨してませんが、調べてみると古いバージョンでも開く方法はいくつかあるようです。
ひとつは「PREMIERE PROJECT DOWNGRADER」というサイトのサービスを利用すること。
操作はいたって簡単で、変換をしたいプロジェクトファイルを選択して、Convertを押せば自動的に変換されたプロジェクトがダウンロードされます。
原則として、新しいバージョンで追加された機能についてはうまく動作しない可能性はありますが、カット編集の変換には大いに有効です。
また、Premiere内の機能でも、一工夫すれば下位互換のやり取りは可能です。
新しいバージョンで作ったプロジェクト(シークエンス)をXMLファイルに書き出しておけば、古いバージョンでもタイムラインの再現できます。
XMLとは、もともとFinal Cutのような他の編集ソフトとデータをやり取りする時に使う形式ですが、バージョン違いでも互換はあります。
東京・大阪・京都を中心に展開するJPCでは、これからも色々な編集TIPにアンテナを張って紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします!