2022.02.22
キャラクターを使用した映像制作について
今回は、キャラクターを用いた映像の制作事例についてご紹介します。
目次
映像制作のご依頼概要
製薬会社様から、お子さまへのおくすりの飲ませ方を紹介する映像制作をご依頼いただきました。
ターゲットは、おくすりを飲ませる保護者の方ですが、お子さまと一緒にみることを想定された映像でもあるので、お子さまも興味を持てるような楽しくPOPな映像を目指して制作しました。
動画用のキャラクターデザイン
子ども向けのかわいらしいテイストでありつつも、薬を扱うコンテンツとして信頼感を感じられるテイストが課題になりました。
キャラクターデザインの提案
初稿提案前に、社内会議用にラフを8体作成し、その中からより依頼内容に沿った4体のキャラクターデザインを選定しました。
選定した4体それぞれに、世界観のわかる設定や性格、背景のイメージボードを作成し提案書にまとめご提案しました。
キャラクターデザイン決定
ご提案したものから、最終採用いただいたのがこちらのキャラクターになります。
お子さま向けのお薬のキャラクターというところから、お薬を飲みやすくするゼリーをモチーフにしています。
また全体のシルエットをやわらかいフォルムにすることで安心感と親しみやすさを表現しています。ドクターという設定とメガネをかけたルックスで、子供向けのテイストでありつつも、課題であった“薬を扱うコンテンツとして信頼感を感じられる”仕上がりになったと思います。
その他 キャラクター制作のポイント
動画用にさまざまな表情やアニメーションパーツを作成し納品に至りました。
今回のキャラクターデザインはご依頼の動画に使用するだけでなく、今後WEBやさまざまな媒体でも使用したいとのご依頼もありましたので展開される際の使用のしやすさも考えてご提案しました。
映像の制作ポイント
決定したキャラクターに合わせて、映像用のイラストも制作していきます。
お薬の先生というキャラクターの設定を活かし、冒頭シーンは学校と医療を掛け合わせた背景イラストでまとめ、全体を通して楽しく可愛い世界観に仕上げました。真面目な内容を取り扱っているので、敬遠されないよう、親しみやすさも意識しました。
映像の構成が説明パート、アドバイスパート、注意パートと分かれており、それぞれの違いが明確にわかる画面作りと、それに合わせた音楽などを掛け合わせながら映像としての編集作業も進めていきました。
今回は内容を正しく伝えることが重視される映像なので、余計な動きが観る側の邪魔にならないようアニメーションは控えめに、代わりにイラストに重きを置いた映像となりました。
実際に配信されたイベントでも好評だったようで、この映像がくすりにまつわる正しい知識の認知拡大の一助になればとても嬉しく思います。
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