2024.07.29
ランディングページにSEOは必要?LPのアクセスを増やす集客方法を紹介
リード獲得や商品販売のためにランディングページ(LP)を制作する場面は多々あります。LPから成果を生むためにはユーザーを集めなければなりませんが、集客方法は主に次の2つに大別されます。
- 広告経由
- 検索エンジン経由
検索エンジン経由であれば広告費用がかからないため、LPにSEO(検索エンジン最適化)対策を施すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事ではLPにSEOは必要なのか、さらにSEOや広告を含むアクセス増加方法について徹底解説します。ランディングページを最大限に活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそもランディングページの役割とは?
Webマーケティングの実務で使われる「ランディングページ(Landing Page|通称:LP)」には、2つの意味が存在します。
- 広義のLP:広告・検索エンジンなどを経由して最初にアクセスするページ
- 狭義のLP:購入・資料請求などのアクション促す縦長のページ
どちらもユーザーが「着地(Landing)」するページであることに変わりありません。しかし、それぞれの意味ごとに目的が異なります。
広義のLPは単純に「ユーザーが初めて訪れるページ」であるため、そこから別のページに移動することもあれば、情報収集だけをして離脱することもあります。一方で狭義のLPは、そのページのみでユーザーをコンバージョンさせることが目的です。
コンバージョン(CV)
購入・資料請求・申し込みなどWebマーケティングの「ゴール」となる行動。昨今はキーイベントと呼ばれることもある。
SEOに向いているランディングページとは?
一口にランディングページといっても、SEOに向いている形式もあれば、SEOが不向きな形式もあります。効率的にWebマーケティングを進めるためにも、さらに詳しくLPの種類を知っておきましょう。
ランディングページの種類
記事冒頭で紹介した広義のLP・狭義のLPは、LPの目的にフォーカスした分類です。その一方でランディングページを含むサイト構成に着目すると、次の2種類に分けられます。
- 1ページ型
- サイト型
ランディングページとSEOの関係性を理解するために、これらの分類方法についても知っておきましょう。
1ページ型
1ページ型のLPは、その名のとおりLPのみでコンバージョンを目指す形式です。狭義のLP=1ページ型のLPともいえます。1ページ型のLPには即時にコンバージョンさせるためのCTAのみを設置し、他のページへのリンクは設置しません。
CTA(Call To Action)
ユーザーの行動を喚起する要素。「注文はこちら」「今すぐ資料請求」などアクションを促すボタンを設置することが多い。
ページ構成は課題提起から始まり、解決策やベネフィット、証拠、口コミなどのセールスライティングに求められる要素を含めることが基本となります。
サイト型
サイト型は即時購買を追求せず、サイト全体でコンバージョンを目指すタイプのLPです。狭義のLPを「キラーコンテンツ」として用意しつつ、広義のLPを「集客コンテンツ」として活用します。
サイト型の場合は即時のコンバージョンを目指さないため、コンテンツ内容は比較的自由に決められることが特徴です。情報提供のみを目的としたコンテンツでも構いませんし、キラーコンテンツへの誘導を目的としたコンテンツを用意することもあります。
1ページ型のランディングページがSEOに向かない理由
1ページ型のランディングページは、あまりSEOに向いているとはいえません。主な理由は次の4点です。
- セールスライティングのフォーマットで制作するため
- テキストデータが少なくなりやすいため
- 検索意図にマッチしないため
- 1ページのみでは検索エンジンから評価されにくいため
1ページ型のLPは、セールスライティングのフォーマットに沿って作成するため、SEOを意識した(検索キーワードを意識した)見出し構成になるとは限りません。また、テキストデータよりも画像や動画コンテンツが多くなりやすいため、SEOの観点から考えると情報量が少なくなってしまいます。
さらに1ページ型のLPは、商品・サービス紹介がメインコンテンツとなり、検索意図にマッチしにくいのもSEOに向かない理由の一つです。検索ユーザーの疑問を解決するためのコンテンツではなく、コンバージョンさせることが目的であるため、検索エンジンからの集客は難しいといえるでしょう。
また、昨今のSEOはページ単体ではなく、サイト全体で評価される傾向が強まっています。そのため1ページだけ力を入れたとしても、検索エンジンからは評価されない可能性が高いのです。
サイト型のランディングぺージがSEOに向いている理由
サイト型のランディングぺージがSEOに向いている理由としては、次の4点が挙げられます。
- SEOに特化した構成で制作できるため
- 検索意図に考慮したコンテンツにできるため
- テキストデータを増やしやすいため
- サイト全体で評価を高められるため
サイト型のLPの場合、販売目的に特化したキラーコンテンツを用意しておけば、他のLPは自由に構成を決めてしまっても問題ありません。
たとえば、セールスライティングのフォーマットに沿って作成したLPを1枚、キラーコンテンツとして用意しておきます。先述したとおり、この形式のLPは検索結果で上位表示させることは難しいため、このキラーコンテンツに送客するために販売目的ではなく集客目的のLPを用意しておくのがセオリーです。化粧品を販売するときを例に考えてみましょう。
キラーページ | 集客用ページ |
---|---|
化粧品販売 | 初心者のためのスキンケアガイド 初心者向けメイクアップガイド 季節にあわせたスキンケアガイド 化粧品の成分ガイド 自分に合った成分の選び方 |
化粧品販売のためのLPを1枚用意したとしても、その記事単体で見込み客を集めることはほぼ不可能です。(すでに商品名を知っている人のみ、指名検索で集客できるかもしれません)
そのため、見込み客の興味を引きそうな集客用ページを複数用意します。たとえば、「初心者のためのスキンケアガイド」というテーマの記事の場合、化粧品以外にも保湿方法や食生活など、さまざまな要素を含めなければユーザーの検索意図を満たせません。しかし、これらは商品とは直接関係のない情報であるため、販売目的のキラーページへの掲載は不適切といえます。
集客用ページに掲載する情報は自由であるため、検索結果で上位表示させて流入数を増やすことを目的に、SEOに特化した構成にすることも可能なのです。たとえば「初心者のためのスキンケアガイド」がテーマの記事であれば、「食生活・お風呂上りのケア・就寝前のケア」などを網羅的に紹介し、その中の選択肢として販売したい化粧品情報に少しだけ触れます。そしてキラーページへと誘導し、購入(コンバージョン)してもらうのです。
集客用ページは販売を目的としないため、商品以外の情報に触れても構いません。コンバージョンではなく検索ニーズを満たすことにフォーカスするため、検索目的によっては文量を増やしてもいいでしょう。そのため販売目的のキラーページよりも、集客用ページのほうが検索エンジンから評価されやすいのです。
さらに上位表示させたいキーワードのみならず、その周辺キーワードを対策したコンテンツも用意でき、サイト全体でSEO評価を高められることもポイントです。
たとえば、「初心者のためのスキンケアガイド」に付随して、「初心者向けメイクアップガイド」や「自分に合った成分の選び方」などを掲載すれば、サイト全体として「美容を気にしはじめたユーザーのためのサイト」という評価を獲得できます。そうすると本来の目的である「化粧品販売」のページも、「スキンケア 化粧品 はじめて おすすめ」などの売上に直結するキーワードで上位表示されやすくなるのです。
ランディングページにSEO対策をするメリット
どのようなLPであっても広告を出稿し、その広告の飛び先をLPに設定すれば、流入数を増やせます。そのため、LPへの流入数を増やすことだけが目的であれば、必ずしもSEO対策を施す必要はありません。しかし次のメリットに魅力を感じる方は、SEOを意識したLPを制作することをおすすめします。
- 広告費用を削減できる
- 継続的なトラフィックが期待できる
- 検索経由のユーザーから信頼してもらいやすい
- ニーズ顕在層に訴求しやすい
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
広告費用を削減できる
もし検索エンジン経由で集客できるのであれば、広告費用を削減してもアクセス数を確保できます。検索エンジン経由での集客にはコンテンツ制作時以外の費用がかからないため、フロー型ではなくストック型の集客システムを構築したい方にSEO対策は非常におすすめです。
広告予算を削減したいと考えている場合は、SEO対策にリソースを振り分けてもいいでしょう。先述したとおりSEOコンテンツの制作時には費用が発生するものの、制作後は費用がかからないため、長期的な費用対効果は高いといえます。
継続的なトラフィックが期待できる
広告頼みの集客の場合、出稿を止めた段階でアクセスがストップしてしまいます。
しかし検索エンジン経由の流入を確保できていれば、広告の有無にかかわらず、継続的なトラフィック(アクセス)が期待できる点もメリットです。たとえば検索エンジンからのアクセスがあるLPに使っていた広告予算を、新しく公開したLPへの集客に振り分けることもできます。
SEOが機能していれば、マーケティング戦略の幅が広がることもメリットだといえるでしょう。
検索経由のユーザーから信頼してもらいやすい
検索エンジンの上位にランクインすることで、ユーザーからの信頼を得やすいこともメリットの一つです。Web広告から詐欺サイトや不正確な情報を含むページに誘導された経験があるなど、広告に疑いを持っているユーザーも存在します。
一方で純粋な検索結果に表示されるページは広告ではなく、検索エンジンによって選ばれたしっかりしたコンテンツであると思っているユーザーも少なくないため、警戒感をといてもらいやすいことが特徴です。
ニーズ顕在層に訴求しやすい
特定の悩みを持って検索しているユーザーも少なくありません。これらニーズ顕在層が検索するキーワードで上位表示できれば、購入意欲の高いユーザーを効率的に集められることもメリットです。
なお、ニーズ顕在層はリスティング広告を使って集客することも可能ですが、広告ではなく純粋なコンテンツとしてアプローチできることも利点だといえるでしょう。
ランディングページにSEO対策をするデメリット・注意点
ランディングページにSEO対策をすることには、少なからずデメリット・注意点も存在します。実行時には、次のようなポイントも留意しておきましょう。
- 必ずしも上位表示されるとは限らない
- ある程度のリソースが必要
- 効果が出るまでに時間がかかる
- アルゴリズムが変動する可能性もある
それぞれ対策とあわせて詳しく解説します。
必ずしも上位表示されるとは限らない
SEO対策をしても、必ずしも上位表示されるとは限りません。とくにターゲットとするキーワードの競合が多い場合、検索結果1ページ目に表示される10位以内にすら入れない可能性もあります。多くのユーザーは1ページ目に表示された選択肢の中から情報収集するため、10位以内に入れなければ、アクセスはあまり期待できないでしょう。
アクセスを増やすためには、まずはロングテールキーワードで上位表示を目指すことをおすすめします。競合が少ないロングテールキーワードで上位を狙いつつ、徐々に検索ボリュームの大きい(競合の多い)ビッグキーワードを狙っていくと、サイト立ち上げ直後でもアクセス数を確保しやすいです。
ある程度のリソースが必要
一口にSEO対策といっても、その作業内容はキーワードリサーチから始まり、構成作成やボディコンテンツの制作、コーディングによる最適化など多岐にわたります。時間的リソースはもちろん、人的リソース・金銭的リソースを確保する必要があることも覚えておきましょう。
効果が出るまでに時間がかかる
SEO対策を施したLPを公開したからといって、効果が即時に表れるわけではありません。検索エンジンにインデックスされ、さらに評価が定着するまでには数週間以上の時間がかかります。
もしすぐにLPからの成果を獲得したい場合、まずは公開初期は広告で集客し、検索エンジンからの流入が目立ち始めたら出稿をストップする方法がおすすめです。
アルゴリズムが変動する可能性もある
検索エンジンのアルゴリズムは頻繁に変更されているため、一度上位表示を獲得できたからといってキープできるとは限りません。とくにスパム的なSEO対策を施していると、アルゴリズムアップデートに伴いペナルティを受ける可能性もあります。
ユーザーのことを第一に考えた王道のSEO対策を意識するとともに、アルゴリズム変更に関する最新情報を常にキャッチアップしておきましょう。
LPのアクセス効果を引き上げる4つのSEO対策
さて、LPへの集客効果が期待できるSEO施策としては、次の4つが挙げられます。
- 適切なターゲットキーワードの選定
- 検索意図に合致したテキストコンテンツの制作
- モバイルフレンドリーなコーディング
- 内部リンク・外部リンクの最適化
すべてに対応することは難しいかもしれませんが、まずは1番目に紹介する施策から試してみてください。それぞれ詳しく解説します。
1.適切なターゲットキーワードの選定
SEO対策の第一歩は、適切なターゲットキーワードを選定することです。いきなり月間検索ボリュームが1万を超えるようなキーワードを狙ったとしても、上位表示させるには多大なリソースが必要になります。(とくに新規ドメインの場合、そのようなビッグキーワードでの上位表示は現実的ではありません)
まずは月間検索ボリューム100〜程度のロングテールキーワードかつ、リードからの検索が見込めるキーワードを探すところから始めましょう。検索ボリュームはGoogleが提供する「キーワードプランナー」などの無料ツールでも調べられます。
2.検索意図に合致したテキストコンテンツの制作
キーワードを決めたら、検索意図に合致したテキストコンテンツを制作していきます。検索エンジンからの評価対象は多々ありますが、もっとも重視されるのが「文章情報」です。検索キーワードから推測できるユーザーのニーズ・疑問点を分析し、それらを解消できるテキストを用意しましょう。
このときユーザーだけではなく、「ウェブクローラー」へのわかりやすさも意識しなければなりません。そもそもLPがGoogleなどの検索エンジンに認識されるのは、クローラーがWebコンテンツの情報を収集してくれるからです。たとえ人間には理解できるコンテンツだとしても、クローラーに正しく情報を伝えなければ検索結果に表示されません。
ユーザビリティとクローラビリティを両立するテキストを作成することを意識してみてください。
3.モバイルフレンドリーなコーディング
Googleでは「モバイルファーストインデックス(MFI)」という概念が導入されていることをご存知でしょうか。MFIはインデックス登録・ランキング評価において、モバイル版コンテンツが優先的に使用されるというものです。
昨今はスマートフォンで情報収集するユーザーも多いため、モバイルに最適化されたLPを用意してみてください。モバイル版とPC版でコンテンツを分けるのではなく、レスポンシブコーディング(レスポンシブデザイン)によって、モバイルフレンドリーなLPを制作することをおすすめします。
4.内部リンク・外部リンクの最適化
少し難易度は高いものの、内部リンク・外部リンクの最適化もSEOにおいて重要な役割を果たします。適切なリンク構築をすることで検索エンジンからの評価も高まり、さらにユーザーの回遊性も向上します。
関連のあるページ同士を内部リンクでつなぐ方法は、内部施策の代表例です。ユーザーが求める情報にサイト内ですぐに辿り着ける構造にし、興味関心の高いユーザーを目的のページに集められるようにしましょう。内部リンクを設置することで、サイト内でクローラーが回遊してくれることもメリットです。
外部施策としては同ジャンルで信頼できるサイトからリンクを獲得し、LPの信頼性・権威性を高めていくことが求められます。SNSを利用して被リンクを増やしつつ、サイテーションを増やしていくことも有効です。
ただしこれらリンク施策は非常に時間がかかるため、長期的な目線で実施してください。短期的な効果を求めたリンク売買などは、Googleからスパムとみなされます。
SEO以外のLPのアクセスを増やす方法
LPへ集客する方法は、制作時に実施するSEOだけではありません。アクセス数を最大限に増やしたい場合は、次の3点も意識してみてください。
- 広告を活用して流入数を上げる
- 企業ホームページ・オウンドメディアからランディングページ(LP)へ誘導する
- ヒートマップを利用して改善(LPO)をおこなう
それぞれ具体的な施策を見ていきましょう。
広告を活用して流入数を上げる
先述したとおり、SEOの効果が表れるには時間がかかります。そのためLP公開の初期段階では、広告も活用したほうがいいでしょう。
GoogleやYahoo!が提供するリスティング広告(検索連動広告)を使えば、自然検索結果の上部に広告が表示されるため、効率的に検索ユーザーを集客できます。また、FacebookやInstagram、X、YouTubeなどのSNS広告を使えば、ニーズ潜在層へアプローチすることも可能です。
企業ホームページ・オウンドメディアからランディングページ(LP)へ誘導する
企業ホームページ・オウンドメディアのアクセス数が多い場合には、それらのサイトからLPへ誘導してもいいでしょう。サイト内の目立つ場所にリンクやバナーを設置することで、費用をかけずに集客できます。
ヒートマップを利用して改善(LPO)をおこなう
直接的な集客施策ではなく、間接的な施策としてはヒートマップを利用したLPOもおすすめです。LPO(Landing Page Optimization)とはランディングページ最適化のことで、実際のユーザー行動を見ながらLPを改善していくことを指します。
このLPOで役立つのが「ヒートマップ」です。ヒートマップとは、多くの情報を「色」や「濃淡」で二次元的に表す可視化グラフのことを指します。LPの場合、ヒートマップによって次のような情報を見える化できます。
- 熟読エリア
- 終了エリア
- クリック位置
「熟読エリア」はLP内のどの箇所がよく読まれているかを表すヒートマップで、よく読まれているエリアほど赤色で表示される場合が多いです。
「終了エリア」はLPのどこで離脱されたかを表すヒートマップで、アクセスユーザーの何%がどのエリアまで読み進めたのかがわかります。
「クリック位置」はその名のとおり、ユーザーがLP内でクリックした場所が表示されます。よくクリックされる箇所ほど赤色で表示されるツールが多く、ユーザーの行動を推測できることが特徴です。
昨今のSEOでは、アクセスユーザーが満足できているかどうかが重視されます。たとえばユーザーがまったくページを読み進めていないようでは、そのコンテンツは評価されません。また、CTAをクリックしていなかったり、フォームへ情報が入力されていなかったりした場合も、価値の低いコンテンツだと判断されやすいです。
ヒートマップを使ってユーザーが離脱するポイントや注目されていない要素を特定し、ユーザーが満足できるようLPを改修していくことで、結果として検索エンジンからの評価が高まることは覚えておきましょう。
SEO対策に効果的なLPの構成とは
LPのSEO対策は、コンテンツの「クオリティ」で決まります。SEO評価を高めるためには、次のような構成を意識してみてください。
- ユーザーの心をつかむファーストビュー
- 製品・サービスの訴求
- ユーザーフレンドリーなデザイン
- コンバージョンの要因となるコンテンツを配置
それぞれ詳しく解説します。
ユーザーの心をつかむファーストビュー
「ファーストビュー」とは、LPにアクセスして最初に表示される部分です。ユーザーの目に最初に入る部分であるため、第一印象を左右するエリアともいえます。ファーストビューの印象がよくなければ、すぐに離脱されてしまうかもしれません。そのためLPで成果を出すためには、ユーザーの心をつかむファーストビューが非常に重要です。
具体的にはユーザーの興味を引くキャッチコピーを設定しつつ、行動を促すCTAを設置することなどが挙げられます。LPの目的によって最適なファーストビューは異なるため、マーケティングに詳しい制作会社に相談してみてもいいでしょう。
製品・サービスの訴求
コンバージョンを獲得するためには、製品・サービスの魅力を適切に伝える必要があります。ユーザーにどのような価値を提供できるのか、メリットだけではなくベネフィットを訴求することが重要です。
また、訴求内容に客観性を持たせるために、 実際の利用者の声や成功事例、データなどを示してもいいでしょう。
ユーザーフレンドリーなデザイン
ユーザーがストレスなくLPを閲覧できるよう、ユーザーフレンドリーなデザインにすることも重要です。先述したレスポンシブデザインにすることはもちろん、読みやすいフォントサイズや行間、適切なカラー配置を意識し、視認性を高めることを意識してみてください。
コンバージョンの要因となるコンテンツを配置
コンバージョンを促進するためのポイント、つまりはCTAにもこだわらなくてはなりません。期間限定のオファー・特典などを提供し、ユーザーに早急な行動を促すことはLP制作の定石です。その一方で、解約条件・支払方法に関する情報を提供し、ユーザーの不安を解消することも求められます。
こういったコンバージョンの要因となるコンテンツを適切な順番で配置することで、効率的に見込み客を獲得できるのです。
まとめ
SEO対策をせずとも、広告などを活用すればLPへ集客することは可能です。しかし、SEO対策によって自然検索でも集客できるようになれば、より効率的にユーザーを集められます。LPのパフォーマンスを最大限に高めたい方は、ぜひSEO対策も実施してみてください。
JPCはマーケティングに強いWeb制作会社として、SEOを意識したコンテンツ制作にも対応しています。Webサイトはもちろん、SEO対策用コンテンツの制作にも対応しているため、お気軽にご相談ください。